11月7日（土）に11月のブナの森のようちえんを開催しました。
紅葉真っ盛りの里山は色に満ち溢れ、美しい季節を迎えています。

「黄色を見つけよう！」で子どもたちが集めてくれた里山の黄色。
一言で黄色といっても、いろんな色・形が見つかりました。

草むらや森にはキノコもたくさん見られました。
オオワライタケ、スギヒラタケ、ニガクリタケ、どれも食べられませんが、カラフルなキノコたち。
ケムリタケをつかむと胞子がブシューっと吹き上がりました！

ドングリやアケビ、ケバエの幼虫の集団など、秋の自然を観察しながらお散歩を楽しみました。

美人林では紅葉を見上げながら恒例のハンモックを楽しみました。
ゆらゆらと揺られるひと時に、笑顔が広がります。

カラフルな落ち葉を使った切り絵や絵本作りも楽しみました。
周りにはブナの落ち葉がたくさん。落ち葉も緑、黄色、茶色のグラデーションがきれいな時期です。
発想力豊かな素敵な作品がたくさん生まれました！

次回は12月5日（土）10時~12時となります。
雪はどのくらい積もっているでしょうか？
みなさまのご参加をお待ちしております。

キョロロでは今年度から、里山管理活動と連動した市民参加型の生物多様性保全活動「里山の生き物サポーターズ」をスタートしました。今回は土砂や落葉の堆積で浅底化したため池の泥上げを行い、そこに暮らす水生生物の観察を行います。お米作りの水源として需要なため池の泥上げは、伝統的なため池管理手法の一つです。ため池は農業との関連が深い場であると同時に、多様な水生生物を育みます。「お米作り」と「生物多様性」との関連を活動を通してぜひ感じてみてください。

【日時】2020年11月7日（土）13：00～15：00
【定員】20名
【会場】キョロロの森内のため池　【集合】キョロロ
【参加費】無料
【その他】新型コロナウイルス感染拡大防止策の一環として、マスク着用でご参加ください。長靴や胴長などのご準備もお願いいたします。

＜里山の生き物サポーターズ＞
キョロロでは今年度から、里山管理活動と連動した市民参加型の生物多様性保全活動「里山の生き物サポーターズ」をスタートしました。
木を伐る、草を刈る、水環境を管理するといった伝統的な里山管理が、多くの生物の生息環境の創出や維持につながることに注目し、「里山の生物多様性の保全」という目標を共有しながらこういった里山管理活動を参加者の皆さんと実践するものです。
近年、国連が掲げる「SDGs（持続可能な開発目標）」の達成に向けて、私たちの生存の基本である衣食住を担う「生態系サービス（生態系からの恵み）」の持続可能性が、SDGsの達成の中でも重要なテーマとして認識されています。人間活動の影響を受けて持続的に維持されてきた里山は、持続可能な社会形成に向けた環境-人間のつながりを考える上で、実践的な学びや行動の舞台として適した場所の一つだと私たちは考えます。
「里山の生き物サポーターズ」は、里山の生物多様性の保全を目的に誰もが無料で参加できる市民参加型のイベントです。里山に関わる一人一人の行動が、里山の持続的な暮らしと生物多様性のつながりの実感に結び付き、本活動が里山の生物多様性の保全やその達成に向けた教育資源となることを期待しています。
#SDGs #生物多様性 #里山

キョロロの周辺の里山の木々はだいぶ色づきが進んできました。
ブナの紅葉も林冠部から徐々に進み黄色～茶色の葉が目立ってきており、里山は紅葉が美しい季節になってまいりました。
美人林にも紅葉を楽しみに皆さんが多くいらっしゃっています。

キョロロではアンコール企画展「美人林ものがたり～里山の美しきブナの森の秘密～」を好評開催中です。
美人林へのご来訪と合わせて、里山のブナ林の成り立ち、雪との関係など、ブナ林が持つ様々な物語にぜひ触れてみてください。