5月11日(土)に5月の「花ごよみしらべ」を開催しました。
里山は春の花々から初夏の花々へ一気に変化しています。今回は42種の開花した植物を観察することができました。
▲キョロロ玄関付近のタニウツギ。「カジバナ(火事花)」とも呼ばれ、屋内に入れることを忌み嫌われました。
田植えシーズンの始まりを象徴する花でもあります。
▲珍しい白花のタニウツギもありました。「シロバナウツギ」という標準和名がついています。
▲ウリハダカエデの花(雄花)も花盛りです。
▲レンゲツツジも咲き始めました。毒があり注意です。
▲ヒロハテンナンショウ
▲マムシグサ
▲フジ。今年はフジの花が非常に多い印象があります。里山のいたるところで開花しておりますが、フジの繁茂は里山に人の手が入らなくなった結果でむあります。
▲ミツバアケビの雄花と雌花。秋にはアケビが楽しみです。
▲林内ではチゴユリの季節です。可憐な小さな花を下向きに咲かせています。
▲オオイワカガミ。常緑の植物ですが、若葉も出始めました。林内で薄ピンク色の花が彩を添えています。
▲ウワミズザクラ。「アンニンゴ」とも呼ばれ、若い花穂と未熟の実は塩漬けにし食用にもなります。
日向は汗ばむほどの初夏の装いで、日陰や林内を中心に散策しながら花々を観察しました。
次回は6月1日(土)の開催となります。皆様のご参加おまちしております!