Archive for the '③イベントだより' Category

【テレビ放送】BSNニュースゆうなび「美人林の冬景色」(2月17日(火))

日曜日, 2月 15th, 2026

\テレビ放送のご案内/
2026年2月17日(火)18:15~BSNニュースゆうなびにて、美人林の雪景色と学芸員へのインタビューが放送されます。
美人林の雪景色映像【そらなび にいがたドローン紀行】や、美人林を散策しながら冬の美人林の特徴について学芸員が解説しました。
県内の皆様、ぜひご覧ください!

【放送局】BSN新潟放送
【番組名】BSNニュース ゆうなび
【放送日時】2026年2月17日(火)18:15~
【内容】美人林の冬景色、冬の美人林の特徴など



▲冬の美人林


▲資料:冬の美人林の様子(2021年撮影)
🎥おうちで美人林 Vol. 8 「咲いた!雪の華」(新潟県十日町市松之山)
【キョロロYouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/@KyororoMuseum

「十二講」体験(藁とネマガリダケで弓矢づくり)【山仕事の無事を祈る伝統行事】

火曜日, 2月 10th, 2026

2月8日(日)に山仕事の無事を祈る里山の伝統行事「十二講」イベントを開催しました。
かつての雪里では雪が降り積もっているこの時期に山に入り始め、伐った木を雪ぞりを使って運び出しました。
「十二講」は山仕事の無事を山の神様に祈願する伝統行事。現在では人と山の関わり方が変化したこともあって、松之山では数十年前に途絶えてしまいました。
人と自然とのつながりを色濃く感じられる行事を、キョロロではイベントとして開催し継承しています。

十二講では「お米」「藁」「ネマガリダケ」を材料に、カラコと呼ばれるお団子、ワラツトッコと呼ばれる藁製の容器、弓矢を作ります。
友の会会長を講師に、藁の扱い方を教わります。まずは「藁すぐり」。手を櫛のように使い、長い藁以外の短く細かい葉を除去していきます。
除去された短い藁・藁くずは、布団の綿として使っていたとのこと。次の日にはぺちゃんこになってしまうそうです。
藁にまつわる生活の知恵や技をいろいろ教えていただきました。


次に藁を綯いやすいように、藁をたたいて柔らかくしていきます。
木槌は「ヨコヅチ」と呼ばれ、イタヤカエデなどで作られています。
トントンとにぎやか。藁の香りに包まれます。


やわらかくなった藁を使って、自分の身長くらいの長さになるまで藁縄を綯います。
藁2本ほどを右手左手それぞれに持ち、合わせた手のひらで転がしながら撚りをつけ、藁を綯っていきます。
はじめは苦戦してた子どもたちも、徐々にコツをつかみ、もくもくと藁を綯っていきます。

縄を作るのは冬の仕事。この太さの縄は「コデナワ」と呼ばれ、荒縄よりも細く、わら細工や普段使いの結び縄として使われたそうです。

完成した藁縄と、ネマガリダケを使って各自弓矢を作ります。
藁縄は「とっくり結び」でネマガリダケに結んでいきます。

お供え用に、藁筒「ワラツトッコ」に米粉で作った小さなお団子「カラコ」を入れます。
集落ごとにワラツトッコに入れるカラコの大きさや数が違い、キョロロでは小さく丸めたものを12個入れる松之山浦田地区のスタイルで行っています。

最後に会場の外、3mほどある雪の上に弓矢と共に飾り、今年の恵方に向かい山仕事の無事を祈願しました。
山での皆様の活動が、今年も無事に行えますように、雪深い里山からお祈り申し上げます。

【雪虫みつけた!】2月の「ブナの森のようちえん」

日曜日, 2月 8th, 2026

2月7(土)に2月の「ブナの森のようちえん」を開催しました。
子どもたちといっしょに雪いっぱいの森へ出発です!

ふわふわと雪が降る中、新雪が降った森は約3mほどの積雪。
雪に飛び出たオニグルミの枝をよく見ると「葉痕」が顔の模様(目や口)のように見えます。
足元には小さな生き物が!「雪虫」と呼ばれる、トビムシなどの小さな昆虫が雪上に現れていました。
「あっ、いた!」「ここにもいた!」

細い杉の木をみんなで揺らし、新雪がつもった日だけの体験「雪のシャワー」も楽しみました!
細いといっても20cmほどの太さの木を揺らすのは人間のチカラではなかなか大変。
人数が集まるとその振動は葉まで伝わり、柔らかい「雪のシャワー」がフワ~っと舞い降りてきました!

スノーシューを履いてズンズンと雪の上を歩きます。
一面の雪の中、動物の落とし物(ウサギのうんち)を観察したり…

寝転んだり!

枝をゲットしたり!

登ったり!

つららをゲットしたり!

進む先々で、子どもたちは自然の中からいろいろな発見をしてくれます。
雪いっぱいの里山ならではの楽しみ方ですね。

後半は棚田の地形をつかった雪あそびです。
冬の「ブナの森のようちん」名物となっている「トンネル型滑り台」が今年も登場!
ビニールをお尻に敷くとスピードアップ!

何往復もする子どもたちの体力がスゴ~イ!

ナンテンの実や葉を使った雪像づくりも楽しみました!

大人も子どもも一緒に、雪いっぱいの松之山で生きもの観察や雪遊びなど五感で里山を思いっきり体験しました。
今年度の「ブナの森のようちえん」は今回が最終回です。
ご参加いただいた皆様に感謝申し上げます!