冬の恒例イベントになったあんぼ作りを、松之山のあんぼ作りの達人のお母さんを講師に本日開催しました。
多くの参加者の方々にご参加いただき、囲炉裏の温かさのもあって熱気たぎる地炉端でした。
あいさつ、自己紹介の後、早速あんぼ作りスタートです。
あんぼ鉢に米粉とゆるめに炊いた熱々のご飯を入れ、こねていきます。
なかなか力のいる作業です。がんばれ~!
先生のOKがでる生地のやわらかさになるまで、ひたすらコネコネコネコネ。
その後、用意された具を包みます。
今回は大根菜、あんこ、ヤチアザミ、漬菜に加え、柿を生地に練り込んだ5種類のあんぼを作りました。
生地を均等の厚さにして具を包むのが結構難しいのですが、みなさんとてもお上手でした。
完成したあんぼを茹で、囲炉裏で表面に焦げ目がつくくらいにカリカリに焼きます。
上の写真では、ヨモギ生地のあんこと、柿あんぼを焼いています。
実は昨年、予定外だった柿を練り込んで作った柿あんぼが地炉端で好評だったので、
今年は事前に渋柿(柿あんぼには渋柿を使っていた)を煮て準備しておきました。
しかし、煮た渋柿が、甘さはもちろんあるものの、渋さもしっかり残っていて、本当にこれで甘い柿あんぼができるのだろうか?と心配していました。
ところが柿あんぼを作ってみると、しっかり渋さが抜けていてとても甘い!不思議ですね~
参加者の皆さんからは、家で作るより大勢で作って楽しかった、また来るのが楽しみですという声が聞かれ、ワイワイと賑やかな雰囲気の中とても充実したあんぼ作りとなりました。
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撮影日:2012年12月16日