Archive for 1月, 2022

1月の探鳥会のご案内

火曜日, 1月 18th, 2022

1月の定例探鳥会のご案内です。

日時 2022年1月22日(土)午前8時30分から11時30分まで
集合場所「森の学校」キョロロ駐車場
日程   午前8時30分から探鳥会
   終了後、鳥合わせ・情報交換
   午前11時30分ころ解散
参加者 新潟県内在住者に限ります。定員20名です。
申し込み 「森の学校」キョロロに前日までにお申し込みください。

新潟県内でも、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、蔓延防止対策を実施しましたので、参加者を新潟県内在住者に限らせていただきました。

なお、参加される方は、体調(体温)管理、手指消毒、マスク着用、大声を出さない等をお願いします。

最近松之山で観察された野鳥を紹介します。ヌルデやカキの実は1月10日過ぎにはほとんどなくなりましたので、これらの実に来る野鳥観察は難しくなっています。

前回の定例探鳥会後、観察された野鳥を紹介します。

オオダイサギ 池に飛来し、魚を食べていました。村山撮影

アオサギ 村山撮影

ノスリ 村山撮影

カマキリの巣の中の卵を食べるアカゲラ 樋口撮影

100羽以上の群れで柿の実に群がったムクドリ 村山撮影

柿の実に群れるシジュウカラとメジロ 樋口撮影

柿の実を食べに来たシロハラとツグミ 樋口撮影

ツグミ 樋口撮影

柿の実を食べるトラツグミ 樋口撮影

柿の実を食べるトラツグミ 村山撮影

ヌルデの実を食べるルリビタキ 村山撮影

雪上のハクセキレイ 樋口撮影

 

 

若木迎え・どんど焼き・花餅飾り2022

日曜日, 1月 16th, 2022

小正月の伝統行事イベント「若木迎え・どんど焼き・花餅かざり」を1/9(日)に開催しました。
新年の恵みを祈り、家内安全・無病息災を祈る、雪里松之山の小正月の伝統行事です。
キョロロでは自然のめぐみを展示やイベント、研究活動等様々な博物館活動に活用しています。自然のめぐみに感謝する小正月の伝統行事を、今年も参加者と地域の皆さんと共に継承し開催することができ、うれしく思います。皆様に一刻も早く平穏な日々が訪れますよう、雪深い松之山からお祈り申し上げます。

まずは「若木迎え」をキョロロの森で行いました。若木迎えは約40~50年ほど前まで松之山の各集落で行われてきましたが、薪を燃料として使わなくなった現在では行われなくなり、一度途絶えてしまった伝統行事です。今では市史、町史などでしか垣間見ることができないこの伝統行事ですが、キョロロでは体験イベントとして開催し、住民と参加者との交流を通して継承しています。
積雪2mに迫る雪深い山に分け入り、その年の恵方(今年は北北西)に向かい祭壇を作り、旧年の感謝と新年の恵みを祈念しました。



その後、周辺の若木、枝を伐りました。若木迎えは「木伐り正月」とも呼ばれ、1/11~14の間に行われることが多かったそうです。


若木迎えで切ってきた木を囲炉裏で燃やして煙を浴びると若返る、体が丈夫になるという言い習わしがありますが、キョロロでは伐ってきた木を、藁でつくった賽の神に刺し入れ、いっしょに燃やします。

年男年女のみなさんや子どもたち中心に点火していただき、豪快に燃え上がるサイノカミです。カラムシの茎でつくった「トボシ」を使って、火を分け点火します。


今年は豪快に炎に包まれ、藁もきれいに燃え落ちました。
子どもたちの習字も燃えながら空高く昇っていきました!

その後館内に移動し、花餅かざりを作りました。
今年は5色の花餅を用意しました。雪に覆われ花のないこの時期に行われてきた小正月の伝統行事です。

まずは参加者全員でダンゴの木(ミズキ)の枝先に、花餅や飾りの煎餅を飾っていきます。
その後、お持ち帰り用の花餅飾りをご家族ごとに作りました。



立派な花餅飾りが完成しました!


新型コロナウイルス感染拡大防止策として例年とは違い規模縮小や制約がある中でしたが、無事に小正月の伝統行事体験イベントを開催することができました。
良い年になりますよう、雪深い松之山からお祈り申し上げます。

キョロロ、埋まりつつあります

金曜日, 1月 7th, 2022
\埋まりつつあります/
館内のアクリルの大窓からは、屋根からずり落ちてきた大迫力の雪庇や雪壁を内側から観察することができます。
現在発達した雪庇がズドーンと落下を繰り返し、窓が徐々に埋まりつつあります。
この時期だけのキョロロの風物詩です!



館周辺は現在雪庇の発達と落下が進行中のため、
スノーシューご利用時は近寄らないようご注意ください。
※レンタル時に注意喚起させていただいております。