世界の子どもたちが環境問題や生物多様性などをテーマに描いた「国連こども環境ポスター」。
国連環境計画(UNAP)などが環境問題や生物多様性などをテーマに世界の中学生以下の子どもを対象に絵画コンクールで募った絵、約20万点が「総合地球環境学研究所」(京都市)が収蔵されています。民族・年齢を問わず人間と地球環境の関わりを表現したこの作品を使い、8/13(土)にオリジナル紙芝居づくりワークショップを行いました。
ワークショップでは約100枚のポスターを使用しました。
海や森の生き物の保全に関するもの、地球温暖など環境問題に関するものなど、様々な絵が並びます。
テーマや絵の描き方も国によって、年齢によって非常に多様です。
ワークショップでは、各自がインスピレーションを感じた絵を選び、ご家族ごとに物語を考え、足りない絵を書き足していきます。
約1時間ほどかけて紙芝居を完成させていきました。
皆さんがつくった物語は「世界の島を旅行する話」「海でいろんな生き物に出会う話」「ツバメとヘビの話」などです。
完成した紙芝居をみんなの前で発表していただきました。
講師の一人を務めていただいた京都芸術大学の鷹木先生からは「絵をじっくり見て、自分で物語の展開を考えたり、どんな気持ちで描いた絵なんだろうと、考えながら世界の子どもたちの絵を見てほしい」とお話をいただきました。
「絵の鑑賞」と「物語の創造」を通した環境教育として、地球環境への理解を深める機会となることを期待しています。