\冬の修学旅行でスノーシュー体験/
冬季の修学旅行では、松之山の自然の特徴がとても浮き彫りになる雪の多さを全身で体験しながら、自然や暮らしの関係性を学ぶことができます。
1月22日は越後田舎体験で神奈川県の湘南学園小学校の皆さん約100名がキョロロを訪れ、スノーシューでの自然観察を楽しみました。
自然や地域の暮らし詳しいガイドと一緒に雪いっぱいの森をスノーシューで散策します。ウサギの足跡や糞の観察や、冬のブナ林散策、雪が降る地域ならではの自然と暮らしとの関係を体験を通して学びます。キョロロの館内でオリエンテーションを行い、雪いっぱいのフィールドにさぁ出発です!

▲40年間の実寸大積雪量の展示前でオリエンテーション
<事前学習の様子>宿泊施設で学芸員により事前学習を行いました。
湘南学園小学校 学びblog
https://www.shogak.ac.jp/elementary/teacher/126385
曇り空に時折晴れ間がのぞく天気の元、美人林やキョロロの森など3方面に分かれて活動を行いました。
雪いっぱいの里山。ブナの森を目指して、雪面をスノーシューでどんどん進みます。

▲ブナの森にて
ウサギの足跡・木の皮をかじった痕・糞を観察したり、雪虫や野鳥の観察、ブナやクロモジなど植物の観察など、冬の里山の自然の中で生き物の多様性やつながりを学びます。
冬の森ならではの生き物の様子に考えを巡らせました。
小高い丘からは「ヤッホー」という声が響いてきます。

▲足元には小さな雪虫の姿
里山の起伏のある地形は遊びの舞台に!
豪快に雪に飛び込み転がり、雪の中に身を置く子どもたちからは笑顔と歓声が響きます。
頭の先から足の先までびっしょりになりながら、全身で雪の森を楽しむ子どもたち!


▲雪面はザラメ雪。前向き・うつ伏せポーズがよく滑りました!

▲使用したスノーシュー
フィールドでの約1時間30分はあっという間に過ぎ、雪が降らない地域の皆さんだからこそ気づく雪国の自然や暮らしの特徴を、体験を通して学びました!
<スノーシュー体験の様子>体験の様子は学校のHPで紹介されています。
湘南学園小学校 学びblog
https://www.shogak.ac.jp/elementary/teacher/126387