Archive for 8月 5th, 2023

みんなで流れ星をみよう!【ペルセウス座流星群観察会(友の会主催)】

土曜日, 8月 5th, 2023
\みんなで流れ星をみよう!/
8月12日(土)の夜にキョロロの駐車場でペルセウス座流星群の観察会(友の会主催)を開催します。
条件が良ければ1時間に数10個の流れ星を見つけられることもあるそうです。
椅子を持ってきて座りながらでも、マットを持ってきて寝そべりながらでもOK。晴れることを願っています。イベントは自由解散です。

開催日:2023年8月12日(土)
時間:午後7時30分~午後9時 ※自由解散です。
体験料:無料 定員:30名
主催:「森の学校」キョロロ友の会

▲2013年8月13日午前0時13分撮影(撮影:友の会村山会長)

いきものだらけの冒険キャンプ(1日目)里山の生物多様性を探究する夏旅モニターツアー(7月開催)

土曜日, 8月 5th, 2023

\生物多様性×探究×キャンプ/
日本遺産「究極の雪国とおかまち」十日町市の里山の生物多様性を探究的に体験する親子向けモニターツアー「いきものだらけの冒険キャンプ(7月)」の第1回目を7月29日(土)-30日(日)に開催しました。里山の多様な環境でたくさんの生き物と出会い、様々な体験で発見や驚きを楽しみ、探究を深めるキャンプイベントです!宿泊地はブナ林に囲まれた越後妻有大厳寺高原キャンプ場。里山の生物多様性について、自然科学館やキャンプ場を舞台に体験的に理解を深める、生き物だらけの2日間。さぁ、里山の生物多様性に触れる冒険に出発だ!

盛りだくさんな内容のため1日目・2日目に分けてご紹介します。まずは7月開催の1日目です!▶▶▶

越後湯沢駅からバスで、またはお車でキョロロに集合した参加者の皆さん。
オリエンテーションの後、さっそく「里山の生き物探検」に出発!まずはキョロロ周辺の森や草地で生き物を探します。

▲ニホンカナヘビを発見。素早い動き!

▲草地ではオオカマキリやクルマバッタの幼虫がたくさん。


▲森の中は風が吹くと少しひんやり。ニイニイゼミの鳴き声が響きます。

▲今年つくったビオトープではシオカラトンボが飛び交っていました。

▲ため池ではたも網をつかってガサガサ生き物を採集していきます。

▲トノサマガエルだ!池にカエルが飛び込みます。ミズカマキリやオオコオイムシといった水生昆虫、メダカやシナイモツゴなどの魚類などを採集しました。

▲ため池には絶滅危惧種の生き物も。熱中症警戒アラート発令中で野外は大変暑いため、室内で採集した生き物を観察しました。

▲研究員からそれぞれの生き物の特徴を教えてもらいます。

お昼ご飯は、十日町名物そばのお弁当(そばの郷 Abuzakaさん)をいただきました。
今回のモニターツアーでは、十日町の食や温泉といった文化観光資源も体験していただきました。

午後はキョロロ館内で探究学習を中心とした活動です。

▲展示を見学しながらワークシート「キョロロからの挑戦状」で昆虫の謎解きに挑戦。

▲昆虫が地球上に出現したのは、今から〇億年前!

そして探究学習「キョロロ生物部」では、午前中に採集した生物を題材に、「泳ぎ」に注目して生き物の特徴を探っていきます。

▲キョロロ生物部では、予想・調べる・考察するという科学の考え方で、里山の生き物の謎を探究していきます。

▲この生き物は泳げるかな?みんなで検証していきます。水の中の生き物なのに泳げない生き物も!

▲泳げた・泳げなかった昆虫には、どんな特徴があるんだろう?顕微鏡を使って調べてみます。
それぞれの考察についても発表し合い、生き物の多様性について理解を深めました。

初日のキョロロでの体験はここまで。松之山温泉(ナステビュウ湯の山)に入浴後、大厳寺高原キャンプ場に移動します!
大厳寺高原キャンプ場はブナ林に囲まれた標高約700mに位置するキャンプ場です。

キャンプ場ではインドアキャンプ・アウトドアキャンプに分かれてご利用いただきました。

▲夕食はBBQを皆で楽しみました!

夕食の後は、いよいよ夜のプログラム。バナナトラップやライトトラップで夜の生き物を観察します。

▲事前に仕掛けておいたバナナトラップにどんな昆虫がやってきているかな?

▲ミヤマクワガタがやってきていました!

▲ライトトラップでは、光に集まる昆虫を観察します。


▲オオミズアオ、スズメガの仲間などの蛾や、カマキリモドキ、カミキリムシの仲間、アカアシクワガタなど、いろいろな昆虫を観察しました。

▲夜行性でなかなか観察できない珍ヘビ「シロマダラ」を観察しました。

「いきものだらけの冒険キャンプ」の初日は、キョロロ周辺の草地・森・水辺、大厳寺高原キャンプ場など、様々な環境・時間帯で多様な生き物を採集し観察することができました。またこれら生き物の特徴の不思議の探究を、自然科学館ならではのサポートで理解を深めました。

2日目のプログラムに続きます▶▶▶