Archive for 10月, 2012

キョロロ研究員ミニ講演会のご案内

火曜日, 10月 16th, 2012

「森の学校」キョロロでは、昨年好評だったキョロロ研究員によるミニ講演会を、今年も10月26日(金)から11月19日(金)の4週にわたり、毎週金曜日の18:30より連続講座で行います。

日時:10月26日から11月19日での毎週金曜日18:30~19:45
講演時間:18:30~19:15 おしゃべりタイム(質疑応答・フリートーク):19:15~19:45
会場:キョロロ食体験厨房「さとやまキッチン」  参加費:無料(申し込み不要)

第1回 10月26日(金) 担当:小林
ブナのお花見からクマの出没を予測できるか?

第2回 11月2日(金) 担当:鶴
生き物の進化を考えよう -とても小さな昆虫ハナノミを例に-

第3回 11月9日(金) 担当:伊藤
外来種が増えやすい環境って、どんな環境?

第4回 11月16日(金) 担当:岩西
十日町市はありんこの楽園? -十日町市内に生息するアリ類の多様な生態-


研究員の専門分野を活かした話題を、楽しくわかりやすくお話します。
多くのみなさんのご来場をお待ちしております。

ミニ講演会チラシ(PDF)はこちら

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撮影日:2012年10月16日

「雪・森・農・里(ゆき・もり・の・さと)展」始まりました!

日曜日, 10月 14th, 2012

 キョロロでは、昨日から企画展「雪・森・農・里(ゆき・もり・の・さと)展 〜くるくるめぐるゆきざとのめぐみ〜」を開催しています。

 
「雪・森・農・里展」は、雪国特有の里山である「雪里」の魅力を余すところなく詰め込んだ企画展で、大きく3つのコーナーから構成されています。
 
ひとつめの「雪里の生物多様性」コーナーは、雪里の動植物を紹介するコーナーです。昆虫や哺乳類の各種標本や魚類・両生類の生体の展示などを通じて、雪里ならではの生物多様性を紹介しています。

アカゲラ人形を使ってカミキリムシの幼虫を引っ張り出して遊べる、こんな展示もありますよ♪
 

ふたつめの「雪里の四季」コーナーでは、米作りを中心とした雪里での人々の暮らしを紹介しています。美しい棚田の写真や地域の方々から提供いただいた様々な農具、雪里の四季を彩る歳時記などの展示から、雪里の一年を疑似体験できるコーナーとなっています。
ミノやミノボウシの試着コーナーもあるので、ぜひ身に着けて記念撮影してみてくださいね♪
 
最後の「つながりめぐる雪里のめぐみ」コーナーは、雪里での人と動植物の営みの中にみられる様々な循環を、年齢を問わず、遊びながら実感できるコーナーです。パラパラまんが装置や手でくるくる回せるパネルなど、ふれて遊べる展示がもりだくさん。
 
最大の目玉は、縦2.7m × 6.7mの壁に設置された巨大な「水の旅」装置!雨としてブナ林にふった水が海に流れつくまでの過程を表現したからくり装置で、水を模したボールが転がることで引き起こされる色々なアクションを追いながら、雪里が私たちにもたらしてくれている様々な恵みを理解することができる展示です。
 
雪・森・農・里展は翌年630日まで開催しています。また、今月21()までは、十日町市民の方は入館無料となっています。
 
ぜひ、お誘い合わせの上、キョロロまでおいでください。きっと雪里の魅力をたくさん発見することができますよ♪

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撮影日:2012年10月14日

キョロロの稲刈り2012

土曜日, 10月 13th, 2012

1週間ほどご報告が遅くなってしまいましたが、10/6(日)にキョロロの田んぼの稲刈りイベントを開催しました!
今回も多くのみなさんからご参加いただき、スタッフ含めて総勢30人ほどで稲刈りを行いました。
天気が心配でしたが、最初ぱらっと降った以降はなんとかもってくれました。

今年の稲です。昨年に比べてかなり実付きが良く、持った感じもずっしりとしていました。
キョロロは完全無農薬で、中干し等を行わない、田んぼの生き物にも考慮した米作りを実践しています。

収量が多かったせいか(バインダーの調子が悪かったせいも?)、例年よりも刈りとりに時間がかかりましたが、刈り取り後は「はせ場」へ移動してみんなではせ掛けを行いました。
常連のご家族も多く、はせ掛けも手なれた手つきでどんどん進みます。

その後、キョロロへ戻り慰労会を行いました。
「ぬか釜」で炊いたご飯のおにぎりに舌鼓を打ちながら、参加者とお手伝いに来ていただいた地元の方々と交流しながら、疲れを癒しました。

今年は「田植え」、「田の草取り」、「稲刈り」の3回の米作り体験イベントを開催してきましたが、春に植えた小さく可愛かった苗が秋にはたわわに実をつける姿を見ると、改めて米作りの大変さや面白さを体感することができました。
何気なく食べているお米一粒にも、稲を守り育てる人間の苦労や努力があることを思うと、一粒一粒が愛おしくなってきます。

毎年稲刈りをサポートしていただいている地元の方からも、「今年は豊作だったね、去年の倍はあるんじゃないか?」という声がでていたので、収量がどのくらいになるのか楽しみです。

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撮影日:2012年10月6日