Archive for 7月, 2016

7月の「こども野鳥の会探鳥会」 ブッポウソウ現れる

日曜日, 7月 10th, 2016

 7月9日(土)午前8時から9時30分にかけて、霧雨の中、「森の学校」キョロロの市民協同調査の一つである松之山こども野鳥の会会員による子ども探鳥会が行われました。

確認できた鳥 19種
キジバト、サシバ、ブッポウソウ、コゲラ、サンショウクイ、サンコウチョウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ムクドリ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、ノジコ (アンダーラインは絶滅危惧種)

今年巣立ったツバメの家族が、電線に止まっていろいろなしぐさを見せていました。まだ尾が伸び切っていないかわいいひなが25羽近く集まっていました。3家族くらいの集団でしょうか?

ツバメのひな

給餌

押しくらまんじゅう

ブッポウソウ

餌を運ぶムクドリ

遠くに確認できたサシバの幼鳥

子ども探鳥会の様子(左後方には建設中の中学校が見えます)

map_link_img地図へのリンクはこちら
撮影日:2016年7月9日

臨時休館のお知らせ

木曜日, 7月 7th, 2016

夏の企画展準備に伴う展示入れ替え作業のためため、7月11日(月)から15日(金)まで臨時休館とさせていただきます。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。16日(土)より夏の企画展「その魅力にガクガク!アゴ展」がいよいよスタートです! 詳細はコチラ http://www.matsunoyama.com/kyororo/blog/?p=2310

写真のカブトムシは、展示用に飼育していて本日蛹室から地上に現れたカブトムシのオスです。

梅雨のきのこたち

月曜日, 7月 4th, 2016

 松之山では梅雨真っ盛りです。
「キョロロの森」では、梅雨のきのこたちが姿をみせ、胞子を飛ばしています。
美しいきのこも多く、私たちの目を楽しませてくれています。

おそらくドクベニタケ。雨で紅色が退色したようですが、それでも美しいですね。

テングタケの幼菌も顔を出しています。かっこいい。

木道の隙間からはツノマタタケ。こう見えてキクラゲの仲間だそうです。
小さいながらも、オレンジが鮮やかで、とてもかわいらしいです。

ホオノキの果実から生えているホソツクシタケ。ホオノキがあったら是非探してみてください。

アワタケの仲間。キョロロの傍に生えていました。傷をつけるとその部分が青くなります。
スポンジのような管孔と赤い足がおしゃれです。

上述のアワタケの仲間で、胞子紋をとってみました。イグチの仲間の特徴である管孔がくっきり写り、立体的にみえます。美しい。
ちなみに胞子紋は次のやり方でとりました。きのこの傘を紙の上に置き、傘をプラスチックカップでおおいます。それを一晩寝かせた後、カップと傘をとると胞子紋があらわれます。ただし、胞子が白い場合は黒い紙を使うなど工夫が必要です。

外に出るのも躊躇われる梅雨ですが、梅雨の森や草地には素敵なきのこたちがたくさんいます。ぜひ、探してみて、美しさを堪能してください。