松之山では梅雨真っ盛りです。
「キョロロの森」では、梅雨のきのこたちが姿をみせ、胞子を飛ばしています。
美しいきのこも多く、私たちの目を楽しませてくれています。
おそらくドクベニタケ。雨で紅色が退色したようですが、それでも美しいですね。
テングタケの幼菌も顔を出しています。かっこいい。
木道の隙間からはツノマタタケ。こう見えてキクラゲの仲間だそうです。
小さいながらも、オレンジが鮮やかで、とてもかわいらしいです。
ホオノキの果実から生えているホソツクシタケ。ホオノキがあったら是非探してみてください。
アワタケの仲間。キョロロの傍に生えていました。傷をつけるとその部分が青くなります。
スポンジのような管孔と赤い足がおしゃれです。
上述のアワタケの仲間で、胞子紋をとってみました。イグチの仲間の特徴である管孔がくっきり写り、立体的にみえます。美しい。
ちなみに胞子紋は次のやり方でとりました。きのこの傘を紙の上に置き、傘をプラスチックカップでおおいます。それを一晩寝かせた後、カップと傘をとると胞子紋があらわれます。ただし、胞子が白い場合は黒い紙を使うなど工夫が必要です。
外に出るのも躊躇われる梅雨ですが、梅雨の森や草地には素敵なきのこたちがたくさんいます。ぜひ、探してみて、美しさを堪能してください。