オオカマキリからハリガネムシが・・・・・

オオカマキリのお腹がつぶれて、ハリガネムシが出ていました。ハリガネムシの子どもは昆虫に寄生すると聞いていました。白いハリガネムシの成虫を水の中で見たことはありましたが、昆虫からハリガネムシが出るところを見たのは初めてです。

ハリガネムシは、類線形動物という仲間で、とても厚いクチクラで覆われていて、体が針金のように硬いところからハリガネムシと呼ばれているようです。子どもは昆虫などに寄生するとのことです。成長し大人になると、水中で産卵するために水辺や浅い海に出てくるようです。大人の体には口は無く餌は採らないで、体全体が生殖巣で腸と排泄口があるだけだそうです。山地でよく見られるようです。

それにしても奇妙な生き物ですね。

オオカマキリから出てきたハリガネムシ

体からハリガネムシが出てきても、まだ体を動かし移動していました。

ハリガネムシが出ると、体は急速に衰え衰弱し、死ぬようです。

参考図書(小学館の図鑑 NEO 水の生物)

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撮影日:2011年9月18日

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