季節はずれもいいところ

先日キョロロの森を歩いていると、信じがたいことにブナの実生が芽生え始めていました。
驚きのあまり、思わず「えっ!!」っと二度見してしまいました。

野外では通常、雪の下で吸水し低温を経験することで休眠が解除され、春あたたかくなると芽生えてきます。
10月にあった低温の期間で休眠が解け、最近の暖かさで芽生え始めたのかも知れませんね。

しかも、1本や2本ではなく、30個体以上確認しています。
様々な研究機関に問い合わせても、このような現象は野外では確認されたことがないとのことでしたので、引き続き経過観察を続けてみたいと思います。


今日、美人林でも発見されたようなので、広い範囲でみられるのかもしれません。
みなさんのお近くでも、芽生えていませんか?

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撮影日:2011年10月22日

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