【2025年春企画展】まわして発見!カプセルトイから学ぶ生物多様性【開催中】
2025年 3月 15日at 7:00 AM kyororo @④キョロロ雑記
カプセルトイをテーマとした2025年春企画展『まわして発見!カプセルトイから学ぶ生物多様性』を開催中です。会期は2025年3月15日(土)~7月13日(日)。株式会社いきもんさんに展示協力していただき、生き物をモチーフにした様々なカプセルトイ(約160種類)と標本・生体(約50種類)を展示しています。ここでは展示の一部をご紹介いたします。
キョロロの建物に入ってすぐ、『ミドリガメ』(ミシシッピアカミミガメの幼体)のカプセルトイがお出迎え。このフィギュアは約5cm。小さいのに造型も模様も細か~い!その下には本物のミシシッピアカミミガメもいます。
▲『ミドリガメ』のカプセルトイ
▲ミシシッピアカミミガメの成体(本物)
入館して右手の企画展コーナーへ。頭上にはにぎやかな大型看板。この看板やチラシに使っている写真は、すべてカプセルトイです。まさに「まるで本物」!
ガチャガチャも回せます。簡単なアンケートに答えて受付に持っていくと、専用メダルと交換できます。そのメダルを使ってガチャガチャをまわせます。ガチャガチャの中身は、キョロロオリジナルの「ミニシール。全6種類です(1カプセル2枚入り)。企画展を見終えたら、アンケートに答えて、ガチャガチャをまわしてみよう!
この企画展では6つのテーマ、『蝶標本』、『透明骨格標本』、『山菜』、『キノコ』、『カエル』、『里山の生き物』を展示しています。カプセルトイの隣には本物(標本・生体)も展示しています。
▲『蝶標本』のカプセルトイ
▲ひっくり返してオモテもウラも見られる!
▲展翅標本(本物)
▲展翅中の標本も手にとってご覧いただけます
▲ライトアップされた幻想的な透明骨格標本(本物)
▲触ってみよう!『山菜』のカプセルトイ
▲触ってみよう!『キノコ』のカプセルトイ
▲キノコの乾燥標本(本物)
▲『カエル』のカプセルトイ
▲『アズマヒキガエル』のカプセルトイ
▲アズマヒキガエルの成体(本物)
▲『ノウサギ』のカプセルトイと剥製(本物)
このほかにも、カプセルトイの製品開発に関する解説と『開発サンプル』も展示しています!無理を言って、近々発売される新製品のサンプルをお借りしました。情報解禁前なので、ここでは紹介できませんが、気になる方はぜひキョロロへお越しください。カプセルトイをつくるメーカーの技術や努力、情熱を目の当たりにした興奮や感動も味わってみてください。
この地球には多種多様な生き物が生息していますが、本物を見る機会やそれに触れる機会は、必ずしも簡単に巡ってくるものではありません。ごく短い時期にしか出会えない生き物もいます。そうした生き物たちをカプセルトイというカタチで、見て、触れて、知ることができる、それが生き物をモチーフとしたカプセルトイの魅力のひとつではないでしょうか。単なるオモチャというだけではなく、環境教育に資するカプセルトイの可能性や、カプセルトイを通じて生物多様性について考える機会になれば幸いです。
▲多種多様な生き物をモチーフとしたカプセルトイ