オジロワシ出現

キョロロ付近の今朝7時ころの気象状況

天気 晴れ 気温 -1℃ 降雪深 0 積雪深 23㎝ 風弱し

晴れたり降ったりと天気が毎日変わっています。

晴れた後は荒れた天気になり、荒れた後には青空が広がる天気となることが繰り返されています。

今日から今冬一番の寒気が南下し、大雪になることが予報されています。

今朝は朝焼けが見えたので、この後天気が崩れ夕方には雪になると思われます。

雪国では雪は少ないほうが喜ばれるのですが、これほどの少雪になると災害といっても過言ではないでしょう。少しまとまった雪が欲しいところです。

朝焼けの雪里

ところで、市内を流れる信濃川でオジロワシを確認しましたのでお知らせします。

オジロワシはシベリヤ方面から冬季に冬鳥として日本に渡ってきて越冬します。

北海道北部及び東部で少数が繁殖していますが大部分は冬鳥として海岸、河口、湖沼などに飛来しています。

県内では主に福島潟、佐潟、海岸沿いの湖沼、信濃川水系などで定期的に確認されている鳥です。最近では県内に10数羽が越冬のために飛来しているようです。

1970年に国の天然記念物に指定されています。また環境省の絶滅危惧Ⅱ類、さらに特定動物に指定されています。

今回十日町市内の信濃川でオジロワシを確認したので紹介します。

2月2日に十日町市内を流れる信濃川左岸の木に止まるオジロワシを見つけました。近づいたら逃げられてしまいました。また翌日の2月3日に同所でマイクロバスの車窓から信濃川を上流に飛ぶオジロワシを見つけ姿を追うと、途中で翻り水面に飛び込むところを目撃しました。餌の魚を捕らえに飛び込んだものと考えられます。さらにその翌日の雪が止んだ2月4日午後信濃川に出かけたところ左岸の高い木にその雄姿を見つけることができました。

昨年12月の暮れに、市内の住民の方から信濃川にオジロワシが来ているようだとの情報がありましたので、昨年末から飛来して市内の信濃川で越冬しているものと思われます。もしかすると番で飛来している可能性があります。

高い木の枝に止まるオジロワシ 2020年2月4日撮影

右岸から川を挟んで200mも離れた左岸のオジロワシでしたので画像はよくありません。

嘴の黄色や尾羽の先端が白いところが何とか分かります。全長約69~92cm、翼開長200~245cmの大型のワシ類です。

荒れた天気の翌日で、良く晴れた信濃川でした。

2012年に撮影した信濃川のオジロワシです。

 

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