ヤマセミ現れる

11月定例探鳥会の報告

 2020年11月28日(土)午前8時30分から10時35分までキョロロの森から下川手集落内の定例の探鳥コースで野鳥観察をしました。
 時折、時雨が強くなる初冬の雨の中、気温は4度から6度前後の寒い探鳥会となりました。 
 たわわに実っている柿の実にツグミが群れていました。アオゲラが仲間に加わり一層にぎわっていました。マヒワは50羽前後の群れで杉の梢に群がり、実をついばんでいました。カシラダカは草むらから飛び出し群れを作り、移動していました。 
 この地域では真冬には見られなくなる夏鳥のニュウナイスズメは、100羽を超える群れで電線や木の枝に止まる様子が見られました。枯れた草木の藪からミヤマホオジロが飛び出したところが写真に納まりました。杉の梢に止まったノスリやオオタカがあたりにじっと睨みを利かしている光景が印象的でした。ダイサギの亜種である夏鳥のチュウダイサギが川沿いに私たちに向かってゆっくりと飛んできました。また、久しぶりにヤマセミが会員のカメラに納まってくれました。
 時雨が降る寒い探鳥会でしたが、雪里の初冬の野鳥の世界を堪能した収穫の多い楽しいひと時となりました。

確認した野鳥 28種
マガモ、カルガモ、キジバト、チュウダイサギ(ダイサギの亜種)、オオタカ、ノスリ、カワセミ、ヤマセミ、コゲラ、アオゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、ツグミ、ジョウビタキ、ニュウナイスズメ、スズメ、キセキレイ、セグロセキレイ、マヒワ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ

今回の探鳥会で撮影された野鳥の一部を紹介します。

マガモとカルガモ 樋口撮影

チュウダイサギ 樋口撮影

ノスリ

ヤマセミ 樋口撮影

モズ 樋口撮影

ツグミ 樋口撮影

ニュウナイスズメ 樋口撮影

カシラダカ 樋口撮影

ミヤマホオジロ 分かりますか?

Comments are closed.