今朝、松口の方からヘビの抜け殻が届けられる

松口の方からアオダイショウと思われるヘビの抜け殻が今朝届けられる。
調べてみるといろいろとおもしろいことが分かったので皆さんに紹介します。

抜け殻による種類の確かめ(同定)


抜け殻はおおよそ126㎝ありました。脱皮すると鱗の間が広がり、実際の長さより約30%長くなるようです。実際には、108センチくらいの長さだったのでしょう。

ヘビの体には、背中側の鱗を体鱗と呼び、斜めにきちんと並んでいます。この数がヘビの種類によって決まっているようです。この抜け殻は23個ありました。また、おなか側には、細長い腹板と呼ばれる鱗があります。頭から総排泄孔までを数えると230ありました。アオダイショウの体鱗列は23から25、腹板は225から240ということからアオダイショウと同定しました。

総排泄孔と腹板の様子

総排泄孔から後ろが尾です。

参考までに、シマヘビとヤマカガシの鯛隣列は19個、マムシは21個だそうです。

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撮影日:2010年9月15日

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