研究員の募集(応募〆切:令和7年9月10日(水))

【研究員を募集します】
十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロでは研究員1名を募集いたします。
募集要項の詳細、応募書類の作成要項はホームページをご覧下さい。

応募締切りが9月10日(水)(必着)となっております。
お近くで興味のある方がおられましたらぜひ周知していただけますと幸いです。

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専門分野:生態学、生物分類学、環境教育に関する分野
応募資格:
・上記の専門分野に関する研究・教育活動の経験を有する者
・令和7年9月現在で自然科学系の博士号の学位取得者

主な業務内容:
・展示、教育普及、地域振興活動と連動した研究員独自の研究活動
・市民参加型生物多様性調査の主催および補助
・企画展示の制作
・学校教育支援および自然観察インストラクター
・生物の飼育(魚類、爬虫類、両生類、昆虫類等)
・その他、科学館業務全般

応募締切りは令和7年9月10日(水)午後5時(必着)となっております。

募集要項の詳細、応募書類の作成要項はホームページをご覧下さい。
【研究員の募集ページ】
https://www.matsunoyama.com/kyororo/archives/25365
【JREC−IN】
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?id=D125080733
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十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロは、ブナ林や棚田に代表される多雪地帯特有の自然環境と里山の生物多様性をテーマとする参加体験型の自然科学館です。当館では、豊富な自然体験イベントの実施や博学連携による学校教育支援、市民参加型の生物多様性調査やモニタリング、地域生物相の体系的整理、里山保全技術の実践と検証などを行い、その成果を展示や教育資源として活用しています。これらの取り組みを通じて「学び」と「地域づくり」が循環する博物館活動を推進しています。

研究員は、自らの専門領域に基づく独自研究を推進するとともに、教育普及や地域連携に参画し、成果を社会実装する役割を担います。多雪地の里山というフィールドで、研究・教育・地域貢献を一体的に展開し、新たな価値を創出していただける方のご応募をお待ちしています。


定例探鳥会(7月)の報告・こども探鳥会(8月)のご案内

7月の定例探鳥会の報告

日時:2025年7月26日(土)4時30分から7時30分まで
天気:晴れのち曇り、開始時の気温21℃
参加者:17人(大人16人、子ども1人)

雨が降らない日が続き、川の水量が極端に少なくなり、地面は乾燥し、田んぼにはひびが入っています。そんな天気が続く探鳥会は、開始時の気温は21度と涼しかったのですが、陽が昇ってから日差しの下では、とても暑い日となりました。鳥は暑さに強いのでしょうか。絶好調のクロツグミは、杉の梢でこれでもかとばかりに囀り続けていました。すぐそばの梢にはチゴモズがやってきて、クロツグミに負けじと囀りだしました。秋のモズの高鳴きに似た、けたたましい「ギチギチギチギチ」いうチゴモズの鳴き方は、とても独特です。同じ夏鳥のサシバの幼鳥が、梢を飛び渡りながら羽繕いをする姿が印象的でした。その他に夏鳥のノジコ、ホトトギス、ブッポウソウ、アカショウビンなどの声が聞こえていました。繁殖が済んだ野鳥が家族で行動する様子や、かわいい幼鳥の姿が見られた探鳥会でした。

確認できた野鳥(29種):オシドリ、カルガモ、キジバト、アオサギ、ホトトギス、オオタカ、サシバ、アカショウビン、ブッポウソウ、チゴモズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、クロツグミ、キビタキ、ニュウナイスズメ、スズメ、キセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、ノジコ

 

探鳥会の様子


▲羽繕いをするアオサギ


▲カルガモのファミリー


▲杉の梢で鳴く絶好調のクロツグミ


▲サシバ


▲精悍なサシバ


▲杉の梢に現れたチゴモズ


▲ノジコ


▲観察をする参加者


▲高知県、富山県、岐阜県、神奈川県など県外からの参加者が多かった

 

8月のこども探鳥会のご案内

まつのやま学園周辺を会場に、小中学生向けの探鳥会、第5回「こども探鳥会」を開催します。
主に地域の小中学生が対象ですが、他の地域からも小中学生を含むご家族は参加できます。
小学3年生以下の場合は、保護者同伴にてご参加ください。
現在、一般の大人の方のみの参加はご遠慮いただいておりますので、ご了承ください。

【日時】令和7年8月9日(土) 午前8時から9時30分まで
【集合】まつのやま学園駐車場 雨天の場合はまつのやま学園のピロティ)
【探鳥コース】まつのやま学園周辺
【その他】探鳥後、鳥合わせをして解散します。

 

8/30開催【第15回つまり市民里山学会】里山の自然や文化の魅力を知り・伝える、私たちの活動

\里山の自然や文化の魅力を知り・伝える、私たちの活動/
【第15回つまり市民里山学会】つまり市民里山学会は、越後妻有(つまり)地域の里山の自然や文化をテーマに、地域住民が主役となった調査研究、教育・普及、実践活動を行った成果を発信する発表会です。今回は、絶滅危惧種の野鳥に関する保護活動、市内および県外の小中学生によるブナや水生昆虫の研究など、前半3題では里山の生物をテーマとした精力的な研究を発表していただきます。さらに、後半3題ではキョロロの博物館活動をテーマとした大学院生の研究、津南町の森林セラピー基地での活動、さらに元地域おこし協力隊員の昆虫に関する起業といった、地域の自然と地域づくりをつなげる取り組みに関する発表となります。越後妻有地域の自然に関する多彩な構成で6つの発表が行われる予定です。

【日時】令和7年8月30日(土)午後1時30分~午後4時30分
【会場】十日町情報館 視聴覚ホール
【参加申込】予約不要・当日会場までお越しください(会場は100人程度まで受入可能)
【発表内容】※敬称略。
発表1:「保護したブッポウソウの正体は?」村山祐一(松之山野鳥愛護会)
発表2:「きらきら⭐植物の宝石-ブナのプラントオパールができるまで-」阿部優(十日町市立西小学校)
発表3:「松之山付近の水生昆虫について<水生カメムシ編>」佐藤日向(さいたま市立大宮北中学校)・内田大貴(埼玉県立自然の博物館外部研究者)・高野雄一(埼玉県三芳町)・岩田泰幸(公益財団法人 文化財虫菌害研究所)
発表4:「友の会メンバーを対象としたアンケートへの回答に見るキョロロとの関わりを左右する要因」三島らすな(明治大学大学院農学研究科)・倉本宣(明治大学農学部)・小林誠(「森の学校」キョロロ)
発表5:「癒しの森 樽田のブナ林」岡村昌幸・照井麻美(津南町森林セラピー推進協議会(ぶなもりの会))
発表6:「クワガタムシをきっかけにした移住〜オフィスワークから自然観察活動へ〜」高木良輔(雪国クワガタ)

チラシ(PDF)はこちらからダウンロードできます。

越後妻有地域の自然に関する多彩な発表が集まります。
皆さまのご参加お待ちしております!