第22回里山学会を11月20日(日) 13:30から、JA十日町本店の3階大会議室を会場に開催いたします。
トノサマガエル、アカトンボ、水草...かつて水田には多種多様な生き物が暮らしていましたが、近年、これらの生き物は日本全国で急速に姿を消しています。なぜ、水田から生き物は姿を消したのでしょうか?
今回の里山学会では、このような「昔は普通種だったが現在は絶滅危惧種となった水田の生き物」に焦点をあてます。水田の生物多様性に詳しい研究者や農家の方などから、水田の生物多様性の現状や減少の実態、有機農業の実際についてお話を伺いながら、地域住民の皆さまと共に、水田の生き物とどのように共存していくかを考えます。
第22回里山学会
「田んぼの生き物の昔・今・これから~農業と生物多様性の共存にむけて~」
開催日時
日時:2016年11月20日(日)13:30~16:00
会場:JA十日町本店 3F 大会議室
プログラム
13:30~13:35 開会のあいさつ
13:35~13:45 大会の趣旨説明・講演者紹介
13:45~14:30 基調講演「人間生活と生物多様性の衝突? 農地利用の変遷と将来を考える」
大澤 剛士 氏(農研機構 農業環境変動研究センター 主任研究員)
14:30~14:45 話題提供「水草が茂り蛙がはねる~水田が支えた生き物たち~」
斎藤 達也 氏(「森の学校」キョロロ 研究員)
14:45~15:00 話題提供「農にくらす」
木暮 茂夫 氏(十日町市中立山集落)
15:00~15:10 休憩
15:10~15:50 パネルディスカッション「水田の生物多様性保全の意義とこれからの農業のありかた」
コーディネーター:村山 暁 氏(「森の学校」キョロロ 館長)
パネリスト:大澤 剛士 氏、斎藤 達也 氏、木暮 茂夫 氏
多くの皆さまからのご参加を心よりお待ちしております。
第22回里山学会のチラシ
第21回里山学会の様子