Archive for 12月 1st, 2017

美人林の間伐材がアカショウビンのおもちゃに変身

金曜日, 12月 1st, 2017


十日町市松之山で、森林の保全活動と子育て支援をつなげる素敵な取り組みがスタートしました。「松之山自治振興会」が中心となり、美人林の保全活動で発生したブナの間伐材を、旧松之山町の鳥「アカショウビン」のおもちゃに加工し、地域内に生まれてくる子どもたちに贈呈する取り組みです。地域の木材を使った誕生祝い品贈呈事業としては、新潟県で初になります。

アカショウビンは子育てのために松之山に渡ってくる(帰ってくる)夏鳥。アカショウビンのように「里山で健やかに育ち、大人になっても松之山を応援して欲しい」という地域の願いが込められた素敵なプルトーイです。

本事業は、「森の学校」キョロロ、松之山ブナの里創り実行委員会が企画提案し、新潟大学や県内の木製品関連団体などからなるブナ材の活用を目的とした産学官のネットワーク「スノービーチ(雪国のブナ)」と連携して行いました。おもちゃの制作は、新潟市にあるナカムラ工房の中村隆志さんが一つ一つ手づくりしたプルトーイです。無塗装なので舐めてもOK。お腹に抱えた卵はラトルでやさしい音が鳴ります。引っ張ると羽をパタパタと動かせる、やさしい表情をした素敵なプルトーイが完成しました。

キョロロでは、同品を数量限定でミュージアムショップで取扱いはじめました。販売価格は6,200円(税込)で、売り上げは松之山のブナ林の保全活動に還元されます。初回用意分は先週の販売日当日で即日完売いたしましたが、追加で現在予約受付中です。20個の限定販売となりますが、ブナの森からのプレゼントをお子さんお孫さん、ご友人へプレゼントとしてぜひご活用ください。

美人林にオオアカゲラの木を突く音が響き渡る

金曜日, 12月 1st, 2017

 今朝7時ころのキョロロ付近の気象状況

天気:曇り 気温:2.5℃ 降雪量:0 積雪深:0 風弱し

今朝のキョロロ

美人林の林内にオオアカゲラが餌を探して木を突く音が響き渡っていました。

ブナに交じって生えているコナラの枯枝を突くオオアカゲラ

今日の美人林入り口付近

朽ち進んでいる切り株

今年のブナの枝には花芽がたくさんついています。来年はブナの実が豊作になるのかもしれません。

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撮影日:2017年12月1日