岩見堂での観察会
月曜日, 5月 3rd, 2010ちょっと前になってしまいましたが、4月29日に岩見堂に
松之山自然友の会の観察会で行ってきました。
午前中はあいにくの雨の中の散策なので、植物の冬芽や
雪のしっとりとした風景を見ながら道を進みました。
お弁当を食べて元気をつけたら、天気も好転。頂上を目指します。
この頂上が岩見堂です。
写真で見るとそんなに大したことないように見えますが、
この頂上までが本日一番の急斜面が続きます。
気分はさながら「剣岳」。生きて帰ってこれるでしょうか…
鎖を使って尾根沿いを登っていきます。すると…
頂上からの眺めが現れました。
尾根部は非常に狭くて怖いのですが、その分360度見渡せてとても素敵な眺めでした。
この突き出た岩から岩見という名がついたそうです。
この岩は中越地震から崩れやすくなっているそうで、
昔よりも少し岩自体が小さくなって、昔よりも危険な場所になっているそうです。
そのため、ガイドブックなどにも載らなくなってしまったそうです。ちょっと残念ですね。
帰り道では、イワウチワ、ショウジョウバカマ、ユキツバキ、カタクリが咲いていました。
花があると疲れた足どりも軽くなる気がします。
雪道をずっと歩いて行きましたが、そこかしこに春の気配を感じる観察会でした。
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撮影日:2010年4月29日