松之山探鳥会が盛況に実施される。

 第62回松之山探鳥会・野鳥集会開催

探鳥会 5月27日(日曜日)4時30分から7時30分

第62回として年に一度の松之山探鳥会が開催されました。好天に恵まれ、120名もの参加者がありました。

キョロロ周辺に3コースを設定し、朝のさわやかな空気に触れながら鳥の姿や声を堪能しました。

旧松之山町の鳥であったアカショウビンの姿を一つのコースで確認できたり、東日本ではめずらしくなった絶滅危惧種のブッポウソウも3つのコースで全員が確認できたりするなど、合わせて47種類もの野鳥を確認することができました。

確認できた鳥 47種(3コース合わせて)

オシドリ、カルガモ、キジバト、アオバト、カワウ、アオサギ、ホトトギス、ツツドリ、カッコウ、トビ、サシバ、アカショウビン、ブッポウソウ、コゲラ、オオアカゲラ、アカゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、オオムシクイ、センダイムシクイ、メジロ、オオヨシキリ、ゴジュウカラ、ムクドリ、カワガラス、クロツグミ、コルリ、コサメビタキ、キビタキ、オオルリ、ニュウナイスズメ、スズメ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、ノジコ
 
キョロロ駐車場での開会式の様子
 
須山コースの探鳥会の様子
 
高畑コースの皆さん
 
越道川コースの様子
 
キョロロ駐車場での閉会式の様子
 
探鳥会で撮影された野鳥
 
多雪地帯で多く観察されるノジコ
 
新潟県南西部で10数番の繁殖が確認されているブッポウソウ
 
里山で多く観察されるサシバ
 
葉にいる虫を食べるシジュウカラ
 
キョロロの玄関で営巣しているツバメ
 
 
野鳥集会の開催 5月26日19時から21時まで
 
 探鳥会前夜に、野鳥集会が松之山温泉内の温泉センター鷹ノ湯で開催されました。野鳥についての3つの楽しいお話がありました。40名もの参加者があり、皆さん聞き入っていました。
 
三つの話題
1 最近の松之山の野鳥について画像を中心にお話がありました。中でも、3月の初旬に10日間ほど松之山に滞在したヤツガシラの動画を含めた映像に皆さん釘付けでした。
2 松之山野鳥愛護会の巣箱によるブッポウソウ保護活動から分かった産卵から巣立ちまでの様子を9年間の情報のまとめとして発表がありました。興味深かったです。
3 新潟県野鳥愛護会会長渡辺央さんから、国鳥キジの婚姻関係について講演がありました。渡辺会長の自宅周辺のキジを例に婚姻関係を調べた結果から、キジの一夫多妻?について調査している途中のお話を聴きました。
 
野鳥集会の様子
 
ブッポウソウの生態についての発表の様子
 
新潟県野鳥愛護会渡辺央会長の御講演の様子
 
渡辺央会長
 
今年もたくさんの方から参加していただきありがとうございました。
キョロロでは、松之山野鳥愛護会と協働で毎月探鳥会を行っています。今月は、6月23日(土)4時30分から7時30分までです。
4時30分キョロロ駐車場集合です。大勢の皆さんの参加をお待ちしています。
 

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撮影日:2018年5月27日

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