(今朝7時ころのキョロロ付近の気象状況：天気　雨、気温　3℃、降雪量　0、積雪深　303㎝、無風）

春めいた陽気が続きます。

明日は春分の日で彼岸の中日です。「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉にありますように、ようやく春めいた陽気が増えてきました。一方で「彼岸七荒れ」、「三寒四温」などの言葉がありますように、まだまだ荒れた寒い日もやってきます。

松之山の雪消えでは、フキノトウが咲き始めています。雪の下で春を待つ多くの生き物の脈動を肌で感じる季節です。今年はブナの花の開きが早いようです。道路わきの３ｍの雪壁の地面付近では、落ちた草の実をついばむホオジロ、カワラヒワ、スズメ、カシラダカなどを見ることができる季節となりました。

渡り鳥や、草木の芽吹きが始まっているこの頃、自然への関心が一層高まってきています。

先日、帰宅途中に久しぶりにヤマセミに会うことができました。川面をじっと覗き込む姿に、渓流の狩人の風格を見ました。

獲物を狙う渓流の狩人ヤマセミ（2015．3.14撮影）

えぎりま(縁切り間）に咲くフキノトウ


雨上がりのキョロロ

川霧がたなびく雪里の朝

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撮影日：2015年3月20日

昨日、3月の雪虫調査を浦田地域で行いました。
3年間、市民協働でやってきた調査ですが、いつも1～4名の参加者でした(~ ~;)
ところが昨日はなんと11名！
みんなでワイワイやりながら、雪虫を吸虫管で捕まえたり、撮影したりしました。
今回は、ユキクロカワゲラとキョロロの周辺にはいないトビムシの動画を撮影しました。
調査をしていると、地元に方から「この虫（ユキクロカワゲラ）が出てくるようになると、
そろっと雪が降らなくなるんだよ」というお話を聞きました。
実際にユキクロカワゲラは2月末ごろから成虫が雪上に現れるので、ちょうど雪の
降り収めの時期と一致しています。
地元の方の季節を感じ取る知恵を感じた一日でした。

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撮影日：2015年3月14日

　キョロロでは、明後日3月11日（水）から6月28日（日）にかけて、震災復興祈念展覧会『原田泰治が描く日本の原風景』を開催します。

風景画家・原田泰治氏が、新潟県中越地震の復興支援を目的として新潟県に寄贈された高精細な複製画12点を展示します。日本各地のふるさとの情景を描いた心温まる作品です。

本展覧会は新潟県中越地震から10年という節目を迎えたことを踏まえ、震災からの復興を祈念して開催するもので、作品を所有する新潟県立歴史博物館とキョロロが共同しての開催となります。

なお、十日町市の小中学校の春休み期間となる3月25日（水）から4月6日（月）までの期間は、十日町市民は入館無料となっております。皆様のご来館をお待ちしております。
 

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撮影日：2015年3月9日