キバシリ、ゴジュウカラ囀る:3月の定例探鳥会の報告
日曜日, 3月 26th, 2017今朝7時ころのキョロロ付近の気象状況
天気:曇り 気温:-1℃ 降雪量:0 積雪深156㎝ 風弱し
3月定例探鳥会の報告
時折、春の淡雪が舞う冷え込んだ朝、スノーシューをはいてキョロロの森から下川手集落内を探鳥しました。春を告げるゴジュウカラのさえずりと、2月に続くキバシリのさえずりを聞くことができましした。マヒワの100羽を超える群れには感動しました。冬鳥のカシラダカの群れに、スズメが一羽違和感なく混じっている光景がおもしろかったです。冬鳥が3種類観察できました。この後は、夏鳥の飛来が待ち遠しい季節です。
探鳥会中に野ウサギが跳びだし、歓声を上げている間に駆け抜けていきました。会員の山田さんが写真撮影の腕前を発揮し、毛が生え替わりつつあるウサギの姿を見事に捕らえていました。
確認できた鳥 22種類
オシドリ、カルガモ、フクロウ、コゲラ、オオアカゲラ、アオゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、エナガ、ゴジュウカラ、キバシリ、カワガラス、ツグミ、スズメ、カワラヒワ、マヒワ、ホオジロ、カシラダカ
赤字:冬鳥
日の出
山際に昇る太陽
観察中の参加者
ホオジロがあちらこちらで囀っていました。
ホオジロが雪が消えた斜面で、私たちをあまり気にせず草の実を食べていました。(撮影:樋口)
カシラダカにスズメが違和感なく混じっていました。研究員に調べてもらったら、こ両種は系統的に非常に近い種であることが分かりました。左から3番目がスズメで、他はカシラダカです。(撮影:樋口)
マヒワの大群が、スギの実を食べに大群で飛び回っていました。(撮影:t@photo)
オオアカゲラが川岸のヤナギの木で、周りをきょろきょろ見渡していました。(撮影:t@photo)
飛び出したのウサギが、まさに脱兎のごとく駆け抜けていきました。写真を見ると毛の生え変わりつつある様子がよく分かりますね。(撮影:t@photo)
次回の探鳥会は、4月22日(土)です。
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撮影日:2017年3月25日