Archive for 1月, 2020

アオシギ初確認 定例探鳥会

月曜日, 1月 27th, 2020

キョロロ付近の今朝7時ころの気象状況

天気 曇り 気温 -2℃ 降雪深 0 積雪深 8㎝ 風弱し

1月25日に行われた定例探鳥会の結果を報告します。

アオシギが松之山で初確認されました。

1月とは思えない小雪の積雪12センチほどの異常気象の中の探鳥会でした。観察路は途中で地面が出ているところもありました。

気温は2℃と低かったのですが時々陽が指し暖かさを感じる時もありました。集落周辺や川沿いでは鳥の動きをたくさん見ることができました。

川沿いに飛ぶシギを見つけ、会員がなんとかカメラに収めることができました。後で確認するとアオシギであることが分かりました。松之山初確認でした。

小雪により地面が出ていることから、冬季の野鳥が餌を求めて分散しているなどの影響があるのでしょうか。

なお、アオシギの同定には、新潟県野鳥愛護会千葉副会長のご協力をいただきました。ありがとうございました。

確認された野鳥 21種

カルガモ、カワアイサ、アオシギ、コゲラ、オオアカゲラ、アカゲラ、アオゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、ミソサザイ、カワガラス、スズメ、ハクセキレイ、グロセキレイ、カワラヒワ、シメ

カルガモ 樋口撮影

アオシギ 松之山初確認 樋口撮影

オオアカゲラ 樋口撮影

ハクセキレイ 樋口撮影

セグロセキレイ

シメ 樋口撮影

地面が出ている探鳥会の様子

同日、別の場所では冬鳥のオオダイサギが見られました。

ノスリも毎日見られます。

クマタカの観察も増えています。間もなく巣作りが始まります。

暖冬小雪が野鳥の暮らしに与えている影響を考えてみたいものです。

【2/9開催】雪里の伝統祭事「十二講」のご案内

日曜日, 1月 26th, 2020

2月9日(日)に毎年恒例の雪里の伝統祭事体験イベント「十二講」を開催します。

かつての雪里では、雪が降り積もっているこの時期に山に入り始め、伐った木を、雪ぞりを使って運び出しました。「十二講」はそんな山仕事の無事を山の神に祈願する祭事です。しかし、人と山の関わり方が変化したこともあって、松之山では数十年前に途絶えてしまいました。
そこで、キョロロでは雪里の伝統文化を継承・発信する目的で、毎年地域の方々の協力を得ながらイベントとして開催しています。
「カラコ」というお団子を参加者みんなで作り、一部を「ワラツトッコ」というワラ製の筒にいれて山の神様にお供えした後、残りのカラコをゆでて試食します。雪里の伝統文化を楽しみながら体験できるイベントです。
お誘い合わせの上ご参加ください!!

【日時】2020年2月9日(日)10:00~12:00
【会場】「森の学校」キョロロ 館内地炉端周辺

山の神様にお祈りする参加者



米をすりつぶしてカラコを作る参加者

定例探鳥会のご案内

火曜日, 1月 21st, 2020

キョロロは本日21日火曜日は休館日です。

キョロロ付近の今朝7時ころの気象状況

天気 雪 気温 0℃ 降雪深12㎝ 積雪深 18㎝ 風有り

今年初めての探鳥会のご案内です。

日 時  令和元年1月25日(土) 午前8時30分から
集合地 「森の学校」キョロロ駐車場
日 程    午前8時30分 〜  探鳥会  ~  鳥合わせ・情報交換   11時30分終了予定
その他    防寒、防雪対策をお願いします。

最近の鳥情報から

野鳥の中でも早くから繁殖を始めるカワガラスが、ペアでキョロロ付近の越道川で盛んに活動をしています。

カワガラス

このような堰堤の落ちる水の内側で繁殖します。

カルガモが川面でゆっくり過ごしています。

単独で見ることが多いアオサギ

アカゲラも採餌にいそしんでいます。

ノスリもほぼ毎日見ることができます。

雪が少なくなっていましたが、5日ぶりに降雪があり今は雪が降り続いています。
もう少し積もってほしいところです。

今日の雪降りの様子

積雪柱もやっと降雪20㎝近くになりました。