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【プレスリリース】発見続々!県内初記録の昆虫を小学生らがキョロロでの地道な調査で発見

金曜日, 7月 29th, 2022

「森の学校」キョロロの市民参加型生物調査の一つ「ハナアブしらべ」に継続して参加している小学生達が、県内初記録の昆虫や、新種や日本未記録種の可能性のある昆虫を採集しています。

■調査成果
・県内初記録のオオクニクロハナアブ:まつのやま学園4年生の大谷成輝さんが2021年9月にメス1個体を採集。本種は日本からは約10例の記録があるのみ。
・新種の可能性のあるベッコウハナアブ属の一種:上越市立中郷小学校5年生の村越心士さんが2020年6月にメス1個体を採集。
・日本未記録の可能性のあるクロハナアブ属の一種:南魚沼市立上田小学校4年生の小林頼叶さんが2021年5月にオス1個体を採集。

■研究成果をまとめた研究報告
十日町市松之山のハナアブ科の記録(昆虫綱:ハエ目).「森の学校」キョロロ研究報告3:rk202202.(※キョロロHPよりダウンロード可。URL: https://www.matsunoyama.com/kyororo/bulletin-of-research

■市民協働調査「ハナアブしらべ」について
ハエ目ハナアブ科の昆虫の生息状況を調査する市民参加型の生物調査イベントで、2020年から4月または5月~11月に月一回開催している。ハナアブの多くは花に集まり、ハチと認識されやすい。県内のハナアブ科は比較的調査が進み、既に約150種が記録されており、県内未記録の種を採取するのは容易ではない。

身近な自然にはあっと驚くような発見が潜んでいます。夏休み、ぜひ身近な自然で生き物を観察してみませんか?

ハナアブしらべの様子

オオクニクロハナアブ

ベッコウハナアブの1種

クロハナアブの1種

今年も登場!カブトムシ観察コーナー

金曜日, 7月 29th, 2022

\カブトムシを観察しよう!/
今年も「カブトムシ観察コーナー」でカブトムシを飼育展示しています。
エサを食べたり、喧嘩したり、交尾したり、カブトムシがどんな行動をしているのかぜひ観察してみてください。
またお絵描き用紙を持って、ケージの前でお絵描きする子どもたちもたくさん。
夜行性のためなかなか日中森の中で出会うことが難しいですが、
カブトムシをじっくり観察して、カブトムシのいろんな発見を楽しんでください!

※動画は昨年のものです。