Archive for 10月, 2025

秋冬企画展開幕「美人林ものがたり-里山の美しきブナの森の秘密-」

土曜日, 10月 18th, 2025

10月18日(土)から秋冬季企画展「美人林ものがたり-里山の美しきブナの森の秘密-」が開幕しました。
本企画展は平成29年秋冬季企画展がベースとなっているアンコール展で、紅葉や雪を楽しみに美人林を訪れる多くの方々に、美人林の魅力をより深く感じていただけるこの季節に合わせて毎年開催しています。
美人林の四季折々の美しさの背景を、雪国のブナの生態や里山の暮らしとの関係からひも解きます。
【会期】2025年10月18日(土)から2026年3月8日(日)

企画展の入り口付近には、2023年6月に伐採されたブナの切り株がお出迎えします。
年輪を数えてみたり、若い頃と最近の成長の違いを比べてみてください。

展示はパネルを中心に、写真や映像、ブナの森の生物の生体展示や標本で構成されています。
様々な美人林のものがたりにぜひ触れてください。

こちらはブナの種子と殻斗(かくと)です。

今年県内はブナの大凶作年のため野外で種子を見ることができませんが、
ブナの種子生産の豊凶はツキノワグマをはじめ森の生き物にも大きな影響をおよぼします。

こちらはブナの葉について紹介するコーナー。

お面をつけてブナの葉にぜひ変身してみてください!

美人林をはじめ低標高域のブナはカミキリムシの食害をよく受けています。
ブナの木を食べるカミキリムシの標本や穿孔の様子を紹介しています。

美人林の間伐材を使用したプルトーイ。ミュージアムショップでもお求めいただけます。

展示をご覧になった後は、ぜひブナの葉の用紙にあなたの美人林ものがたりを書いてみてください。
ご記入いただいた方は里山の生き物シールのガチャを回してGETできます。また、ご記入いただいた用紙は張り出して展示させていただきます。

秋の紅葉、冬のスノーシュー利用と合わせてご覧ください。
皆様のご来館をお待ちしています。

【閉幕まであと3日!】夏季企画展「われら両生類!里山のカエル展Ⅱ」

土曜日, 10月 11th, 2025

夏季企画展「われら両生類!里山のカエル展Ⅱ」は10月13日(月)で閉幕となります。
まだという方も、もう一度!という方も、この機会にぜひお越しください!




▲ヒガシ二ホンアマガエル
アマガエルは身近でみられるカエルの1種ですが、2025年2月に東日本のアマガエルが「ヒガシ二ホンアマガエル
」として新種記載されました。
企画展では西日本の「二ホンアマガエル」と比べながら生体展示しています。

▲ウシガエル
企画展内で一番巨大なカエルはこのウシガエルです。
外来生物法で特定外来生物に指定されているため、生きた状態での運搬・飼育などが禁止されています。
今回は許可を得て生体展示しています。

▲クイズの数々
カエルの生態に関するクイズもたくさんあります。
上の写真には何種類のカエルがいるかな?答えは・・・キョロロで確認してみてください!

▲アカハライモリ

▲タゴガエル

▲シュレーゲルアオガエル

9月の定例探鳥会の報告と10月のこども探鳥会のご案内

月曜日, 10月 6th, 2025

9月の定例探鳥会の報告

2025年9月27日(土)5:30-8:30 天気曇り時々晴、開始時の気温17℃、参加者数11人

朝の気温は17℃とひんやりとした肌寒い朝、丁度日の出の時刻の出発でしたが、まだ暗さがありました。スタート直後から、定番のハシボソガラス、ハシブトガラス、キジバト、カケス、ヒヨドリなどの声が聞こえています。
コゲラ、イカルの声を聞きながら進むと、木の梢でフライングキャッチをする小鳥を見つけました。胸に縦班がはっきりと見えるエゾビタキでした。このエゾビタキは、夏季にシベリヤ南部、サハリン、カムチャツカ半島などの南部等で繁殖し、冬季はフィリピン、セレベス島、ニューギニア島へ南下して越冬する旅鳥です。この松之山地域では、春と秋の渡りの時期に旅鳥として立ち寄ります。梢を飛び立ち、餌を捕まえると元の梢に戻ってきます。蚊などの小さな虫を捕まえているのかと思ったら、写真のようにトンボも捕まえていました。
 夏鳥のサシバや、渡りをするヒヨドリの大群が南に向かって飛ぶ姿を見たり、モズの高なきを聞いたりしながら進むと、突然、キャラ、キャラという独特の声が後方から聞こえました。もしかしてヤマセミかと振り返ると案の定ヤマセミが目の前を飛んで行きました。一同大感激でした。5日前の9月22日に電線に飛んできたヤマセミを複数人で観察したばかりでしたので、棲息しているらしいことに安堵しました。
 季節の変わり目です。これからの観察に大いに期待ができた探鳥会となりました。

確認種 20種 キジバト、アオサギ、サシバ、ヤマセミ、アオゲラ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、エゾビタキ、スズメ、キセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ

当日の様子


キジバト


ハシブトガラス


人家の庭のヒマワリに飛来したヤマガラ


ヒマワリの種を咥えるヤマガラ


トンボを咥えるエゾビタキ


見たことがない嘴の長い鳥と見違えたトンボを咥えるエゾビタキ


野鳥を観察する参加者の皆さん

10月のこども探鳥会のご案内
まつのやま学園周辺を会場に、小中学生向けの探鳥会、第7回「こども探鳥会」を開催します。主に地域の小中学生が対象ですが、他地域からでも参加できます。小学3年生以下は保護者同伴でご参加ください。

【日時】令和7年10月11日(土) 午前8時から9時30分まで
【集合】まつのやま学園駐車場 雨天の場合はまつのやま学園のピロティ
【探鳥コース】まつのやま学園周辺
【その他】探鳥後、鳥合わせをして解散します。

最近撮影された野鳥


魚を咥えたカイツブリ


梢で休むチュウダイサギ


餌を探すチュウダイサギ


雨が降りしきる中飛び立つサシバ


電柱のてっぺんで片足を上げ休むノスリ


この地域では夏鳥のニュウナイスズメ


群れを作りだした夏鳥のニュウナイスズメ


旅鳥のノビタキ


ハクセキレイの幼鳥

キョロロの森は開館時間の利用に限定されています。松之山野鳥愛護会またはキョロロが主催する探鳥会を除き、許可なく立ち入りはできません。地域内でも来訪者による野鳥観察が原因となって、地元とのトラブルが多発しています。また、最近では近隣でツキノワグマの目撃が複数回報告されています。野鳥の保護・保全と安全のため、掲示されている看板の内容に従っていただくとともに、ルール・マナーの順守徹底をお願いいたします。