2025年 9月 27日at 4:20 PM kyororo
9月27日(土)に稲刈りイベントを開催しました。
田植え(6月1日)、田の草取り(6月に2回、7月に1回)、とお米作り体験イベントを開催してきて迎えた稲刈り。
今年は例年より1週間ほど早い稲刈りとなりましたが、稲の生育は順調のようです。

キョロロの田んぼでは「中干し」をしないため、田んぼは稲と一緒にたくさんの生き物を育みます。
江(承水路)や田んぼでは、メダカが泳ぎ、オタマジャクシやカエル、水生昆虫やイナゴ、ヘビなどいろいろな生き物を観察することができました。
たくさんの生き物を観察することができる田んぼづくりを続けています。
イベントでは2枚の田んぼのうち、小さい方の田んぼの稲刈りをしました。
子どもたちも泥だらけになりながら頑張ってくれました!




地域の方々からは、手を切らないイネの刈り方、藁を使った結わい方、稲束をくるっと回転させた結わい方など、里山のお米づくりに関するいろいろな知恵や技を教えていただきました。
田んぼ仕事の知恵や技がキラリと光ります。

稲刈りの途中、田んぼではアカハライモリやマルタニシ、オオコオイムシや小型のゲンゴロウの仲間、イナゴやトンボ、クモの仲間が観察できました。


刈った稲は、キョロロの駐車場に設営した「はさ」に掛けて乾燥します。
今年もキョロロの正面にはさ場を作り、みんなで稲かけも体験しました。


今年のお米の出来はどうでしょうか?楽しみです。
田植え、田の草とり、稲刈りにご参加いただいた皆様には新米をお届けいたします!
どうぞお楽しみに!
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2025年 9月 21日at 4:12 PM kyororo
9月のこども探鳥会の報告
日時:2025年9月13日(土)午前8時から9時30分、天候:小雨後曇り、開始時気温20℃、参加者数 子ども3人、大人5人
夜来の雨が弱くなり、小雨模様の中、巳の下線方面に向かって探鳥会を開始しました。後半は、雨が上がり曇り空となりました。
夏鳥が去り、冬鳥がやってくる季節、また、北から南へ移動する鳥が見られる季節になりました。
スズメが田んぼでお米をしきりに食べる姿、ホオジロが電線で盛んに囀る姿を確認することができました。
夏鳥のツバメが一羽確認できました。ツバメの終認になるかもしれません。また、餌を運ぶヤマガラ、終始聞こえるキジバトの声、二種のカラスの声などを聴きながらの探鳥会でした。
杉の梢のヒワ類かヒタキ類の姿はどうしても種を特定できませんでした。また、マヒワの大きさくらいの小鳥の30羽から40羽の群れが頭上を飛んで行きました。この頃のこのような野鳥の群れは何でしょうか。これも特定できませんでした。季節が移り変わるときの野鳥の特定は難しいですね。
確認できた野鳥 10種 キジバト、アオゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ツバメ、スズメ、ハクセキレイ、イカル、ホオジロ
当日の様子

実ったお米を食べるスズメ

大御馳走にありついているスズメ

お腹がいっぱいになったのかな

ススキの枝に止まるスズメ

杉の梢に止まったこの鳥の判別ができませんでした。
カワラヒワの幼鳥か、それともコサメビタキか。
皆さんいかがでしょうか。

梢でだみ声で鳴くハシボソガラス

観察する参加者
9月の定例探鳥会のご案内
松之山野鳥愛護会と「森の学校」キョロロが協働で開催する、松之山地域の野鳥相を調査する定例探鳥会を今年度も毎月第4土曜日に開催しています。
夏鳥の渡去、冬鳥の飛来、移動する野鳥などどんな鳥に出会えるでしょうか。
【日 時】令和7年9月27(土)午前5時30分から8時30分
【集合地】「森の学校」キョロロ駐車場
【日 程】5:30 探鳥会開始
8:10鳥合わせ・情報交換
8:30 終了予定
最近撮影された野鳥

集落にやってきた夏鳥のチュウダイサギ

二羽でやってきて田んぼの脇で餌をついばんでいます

イナゴなどの小昆虫を食べているのでしょうか

ところが数日後、田んぼの畔にチュウダイサギと思われる翅が散らばっていました

大腿骨と思われる骨が一本翅に混じって落ちていました。肉はきれいに食べられていました。

私たちが稲刈りをしている田んぼの畔に翅が散らばっていました。
どんな動物にやられたのでしょうか。

梢に止まるノスリ

枝を登るアオゲラ
※キョロロの森は開館時間の利用に限定されています。松之山野鳥愛護会またはキョロロが主催する探鳥会を除き、許可なく立ち入りはできません。地域内でも来訪者による野鳥観察が原因となって、地元とのトラブルが多発しています。また、最近では近隣でツキノワグマの目撃が複数回報告されています。野鳥の保護・保全と安全のため、掲示されている看板の内容に従っていただくとともに、ルール・マナーの順守徹底をお願いいたします。
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2025年 9月 21日at 8:54 AM kyororo
里山の生物多様性をキョロロと参加者が一緒になって保全するイベント「里山の生き物サポーターズ」。
9月20日(土)のサポーターズ活動ではキョロロの池に侵入したアメリカザリガニの捕獲・調査活動を妙高市にある専門学校、「国際自然環境アウトドア専門学校(i-nac)」の学生と一緒に実施しました。

▲捕獲したアメリカザリガニ
今回の捕獲&調査作戦ではキョロロの森にある3つの池にワナを仕掛け(池1~3,下図参照)、それぞれの池で捕獲したアメリカザリガニの雌雄ごとの個体数とメスの体内の卵巣の発達度合を調べました。
その結果、池1では104個体(♀54、♂50)、池2では21個体(♀13、♂8)、池3では38個体(♀25、♂13)のアメリカザリガニを捕獲しました。

▲アメリカザリガニを捕獲・調査した池1~3

▲捕獲したアメリカザリガニの雌雄を調査する様子
各池におけるアメリカザリガニの卵巣の発達度を比較すると、池1では卵巣が未発達の個体から既に産卵済みの個体まで幅広く捕獲できたのに対し、池2では卵巣が未熟または未発達な個体が主でした。一方で池3では中程度の発達度合の卵巣を持つ個体が多いという特徴がありました。

▲各池のアメリカザリガニの卵巣の発達度の割合
調査結果から池2、3の中ではアメリカザリガニはまだ繁殖していないことが予想されます。これらの池では罠を継続的に設置してアメリカザリガニの繁殖が行われる前に可能な限り個体数を減らすことが必要だと考えられます。
一方で池1では既に池の中でアメリカザリガニが繁殖していると考えられ、アメリカザリガニの流出を防ぐ対策が必要だと思われます。
さらに今回の活動では調査だけでなく捕獲したアメリカザリガニの調理、実食にも挑戦してみました。

▲アメリカザリガニの素揚げに挑戦中
通常アメリカザリガニはおよそ1週間ほど綺麗な水で泥抜きをしてから調理します。しかし今回はあえて捕獲した直後のアメリカザリガニの実食にチャレンジ!!
アメリカザリガニの尾びれを引っ張って消化管(背ワタ)を抜き取り、切り離した腹部の外骨格を剥いて下拵え。素揚げと塩茹でで味わいました。

▲綺麗に剥かれたアメリカザリガニの腹部
丁寧に下拵えしたアメリカザリガニの身には泥臭さは無く、素揚げと塩茹での両方でエビに似た濃厚なザリガニの旨味を味わうことができました。
実験的に外骨格を剥かずに塩揉みしただけの腹部も塩茹でで食べてみました。こちらは臭みが残ったものと無いものの両方があり、臭みが無いものは美味しかったのですが、臭みをとる方法について更なる研究が必要でした。
今回の生き物サポーターズでは「保全」「調査」だけでなく「活用」を含めた3つのステップで活動を行いました。アメリカザリガニは非常に厄介な生物ですが、美味しい食材でもあります。簡単な活用法が見つかれば捕獲活動が促進される可能性もあります。泥抜きという時間のかかる工程が無くとも調理法次第では十分に美味しく食べられることが分かったことで、アメリカザリガニの簡単レシピも作れるかもしれません。もし皆様の中でザリガニの味に興味がありましたら是非とも捕獲活動にご協力をお願いします。
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