あんぼ作りをしました

12月20日の日曜日、キョロロの冬のイベント「あんぼ作り」を行いました。先生(あんぼ作りの達人の地元のお母さん)をお招きして、あんぼの作り方を参加者で学びました。

「あんぼ」とはこの地域で冬期に食べられていた地元料理のひとつで、米粉で作ったおやきのような食べ物です。キョロロの田んぼでできたお米を使ってあんぼ作りを行いました。

まずは、米粉2升と炊いたお米8合(ゆるめに炊くのがコツ?)を混ぜていきます。すりこぎを使って簡単に混ぜた後、手で混ぜていくのですが・・・これがとっても熱い!!冷めないうちに混ぜるのがコツのようですが、熱くてすぐに手を離してしまい、なかなか先生のようにテンポよく混ぜることができませんでした。

そのあとは、体重をかけてこねていきます。
先生のこねはとてもうまく、鉢の中でまるで生地が踊っているかのようでした。生地の状態を見ながら、米粉やお湯を追加したりします。

生地が出来上がったら、同じ大きさに分けていき、具を包んでいきます。生地を手で丸めた後、真ん中を薄めにしてのばしていき、その後具を包みます。

具はあんこと大根菜です。包み方が下手くそだと、写真のように破れます(私の包んだあんぼです(泣))。手に水をつけながら包むと、手にくっつかずに包めました。

包んだあんぼは、茹でていきます。浮き上がってきたら取り出し、囲炉裏で焼いたら完成です。

その後、参加者全員で試食をしました。表面はこんがり、ボリューム満点でとても美味しく頂きました。写真のあんぼは具が真ん中にきていて、生地の厚さも一定でとても上手にできていますね~。

昔は、出荷できないお米(割れたり小さかったり)をあんぼ用に使っていたので、とてもまずかったという話が印象的でした。

2月にもまたあんぼ作りを行いますので、是非ご参加ください!!

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