Archive for 5月, 2018

こども探鳥会のご案内

木曜日, 5月 10th, 2018

 松之山こども野鳥の会主催の「第2回こども探鳥会」をご案内します。

日時:平成30年5月12日(土) 午前8時から9時30分まで

会場:まつのやま学園周辺

集合:まつのやま学園駐車場に、7時50分までにお集まりください。

小雨でも実施します。寒さ対策をお願いします。

松之山では、ノジコやサンショウクイなどの絶滅危惧種の夏鳥が盛んに囀っています。ブッポウソウも5月5日に確認されています。アカショウビンもきっと渡ってきていることでしょう。

昨年5月のこども探鳥会で確認できた鳥は次のとおりです。

確認できた鳥  27

 キジバト、アオサギ、コチドリブッポウソウ、コゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、キビタキオオルリニュウナイスズメ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、ノジコ 青字:夏鳥 、アンダーライン:絶滅危惧種 

 

近くのスギの木の梢付近に営巣しているハシブトガラスのひながかえったようです。ひなの声がしきりと聞こえてきます。

 

ホオジロもソングポスト(?)で盛んに囀っています。

 

キョロロ付近の雪里では、まもなく田植えが始まります。

田植え直前の雪里の棚田

 

周りでは、生き物が活発に活動しています。

 

産卵に集まったヒキガエル
 

 

ギフチョウも4月下旬から飛び出しました。

 

ベニシジミも出現しましたが、この寒さでじっとしています。

 

林床にはオオイワカガミがまだ咲き誇っています。

 

この地方では、春一番に咲くオクチョウジザクラがまだ咲いています。雪の下になっていた枝が、雪が溶けてようやく咲き始めました。

 

ユキツバキも、まだ咲いています。

map_link_img地図へのリンクはこちら
撮影日:2018年5月9日

保温折衷苗代作り 新潟大学ダブルホームほりごたつの活動

火曜日, 5月 1st, 2018

 「森の学校」キョロロと新潟大学ダブルホームほりごたつとの皆さんとの協働で、終戦後、寒地の育苗法に広く採り入れられ,稲作発展に大きな役割を果たした「保温折衷苗代」で稲の苗作りをしています。

次の図のように、田んぼの土で作った苗床に多孔質のミリオンマットを敷き、その表面にはな泥を浮かせます。そこに種籾を播き燻炭を掛け油紙等で覆い保温を促進させます。最後に、ビニルシートでトンネル状に保温します。この保温折衷苗代は、丈夫な苗を早く作り、寒い地方でのお米作りに大きな成果を出しました。

ミリオンマットを敷いた後、はな泥を浮かせています。

すじ撒きです。

燻炭を掛けます。

保温用のシートを掛けます。

トンネル状の支柱を使い、ビニルシートをトンネル状に掛け保温します。

これでできあがりです。

ここで育てた苗は、ほりごたつの皆さんの田んぼとキョロロの田んぼの田植えに使います。

今年は、6月3日に苗取り、田植えを予定しています。

ほりごたつの皆さんが栽培している田んぼは、完全無農薬です。たくさんの生き物がいます。この作業の合間に、シュレーゲルアオガエルとトノサマガエルの抱接が観察されました。

シュレーゲルアオガエルの抱接

トノサマガエルの抱接

map_link_img地図へのリンクはこちら
撮影日:2018年4月28日

美しいさえずり キビタキ

火曜日, 5月 1st, 2018

 キョロロは本日定例の休館日です。(毎週火曜日)

野の生き物が活発に活動をはじめています。

夏鳥のキビタキが渡来し、美しい声で囀っています。

キビタキ (樋口4月29日撮影)

キビタキ(暁4月30日撮影)

サシバ(樋口4月29日撮影)

オオアカゲラ(暁5月1日撮影)

ホンドリス(樋口4月29日撮影)

map_link_img地図へのリンクはこちら
撮影日:2018年5月1日