高原はまだ春!5月の花ごよみ調査
日曜日, 5月 19th, 2019大厳寺高原キャンプ場周辺を会場に5月の花ごよみ調査を開催しました。
キョロロ周辺では初夏の花々へと移り変わっていっていますが、標高700mほどの大厳寺高原にはまだ残雪があり、初春~春の植物を観察することができました。
今回は35種類の植物が開花していました。
ミズバショウです。
植栽由来のものもありますが、一面花盛りでした。
ブナ林の林床にはイワウチワが花盛りでした。
花弁の色には多様性があり、濃いピンクから薄いピンクまで多様です。
キョロロ周辺では緑の葉が展葉してマルバマンサクも、大厳寺高原ではちょうど花期の盛りを迎えていました。
イワナシの小さく可憐な花が日当たりの良い斜面に咲いています。
ギフチョウが飛んでおり、コシノカンアオイの葉を裏返すとギフチョウの卵が見つかりました。
ブナ林の林内にはまだ残雪がいたるところに残っており、
残雪をブナの新緑を楽しみながら散策できました。
オクチョウジザクラ
日本海側の多雪地を代表するサクラです。
今年度の花ごよみ調査は、大厳寺高原キャンプ場周辺を会場に10月までの第3土曜日13:30~16:00に開催しています。
みなさんのご参加お待ちしております!