Archive for 10月, 2019

アンタエウスオオクワガタ&ヘラクレスオオカブト登場!

日曜日, 10月 27th, 2019

キョロロの展示に新たに、海外産のクワカブ2種が加わりました。どちらも有志の方がキョロロに提供してくだったものです。
1匹目はアンタエウスオオクワガタ!大アゴが太く、がっしりとした体つきのオオクワガタの仲間です。インド北東部から中国南東部、マレー半島などに生息しています。
こちらは長野県飯山市在住のブリーダーの方からいただきました。
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もう一匹は、ヘラクレスオオカブト。こちらは地元松之山の松之山温泉「ナステビュー湯の山」の社長さんがブリーディングしている個体を提供してくださいました。
ヘラクレスオオカブト02
ヘラクレスオオカブト01
体長が約155mm、胸の角の長さが約75mmという大型の個体です。横から見るとその角の長さがよく分かります。

どちらもキョロロ館内の奥、レストラン前のキョロロホールに展示されています。しかし松之山の寒い冬をどれだけ越すことができるか不安な面もあります。観覧をご希望の方はお早めにお越しください。

第6回キョロロ生物部「ドングリの中の虫を探そう!」

土曜日, 10月 26th, 2019

今年度から始まったキョロロの新イベント、参加者と一緒にキョロロの自然を“探求”する「キョロロ生物部」の第6回目が開催されました。
今回の探求テーマは「探す」。10月も終わりになり、キョロロの森には沢山のドングリが落ちています。このドングリを調べてドングリの中に入っている虫を探しました。
実際に調査を始める前にどんな虫がどのくらいドングリに入っているのかを予想し、その後キョロロ裏側のコナラ林でドングリを集めました。
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足元を見ればドングリは数え切れないほど落ちています。100個以上のドングリを集めた子どももいました。
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集めたドングリは水で洗って持ち帰り、ドングリを割ってその中にどんな虫がいるのか調べます。さらに集めたドングリからランダムに10個選び、その内何個のドングリに虫が入っているのかも調べました。
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ドングリの中にはゾウムシやチョッキリ、ガの幼虫が入っていました。虫が入っている、または虫が入っていた痕跡のあるドングリの割合はとても多く、選んだドングリ10個中、6~10個のドングリに虫やその痕跡が見つかりました。予想以上に多くのドングリに虫が入っていたことが分かり、大人も子どもも驚いていました。
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キョロロ生物部は今年度はこれで最後の開催となりますが、来年度も開催する予定です。キョロロ生物部では3回参加してくれた方を「ジュニア研究員」として認定をしています。今年3回参加できなかった方も、来年度の活動に参加すれば今年の分と合わせてカウントしますので、ぜひ来年度もキョロロ生物部にご参加ください。

10月の探鳥会のご案内

金曜日, 10月 25th, 2019

10月の定例探鳥会をご案内します。

【日時】令和元年10月26日(土)午前6時から9時まで

【集合場所】「森の学校」キョロロ駐車場

【探鳥コース】バードピア須山(キョロロの森)から下川手集落内

【案内役】松之山野鳥愛護会会員

【参加費】無料

※小雨決行のため雨具をご用意ください。

【その他】初めて参加される方には松之山の「探鳥のしおり」をプレゼントします。

松之山では渡りの途中の鳥が観察されています。ニュウナイスズメも大きな群れを作り、電線に群がっています。

さて今度の探鳥会ではどんな鳥に出会えるか楽しみです。

最近の鳥の写真から紹介します。

松之山で観察された旅鳥を2例紹介します。

キョロロの田んぼのススキに止まるノビタキのメスを確認しました。9月28日撮影
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地域の方から持ち込まれたノゴマです。10月19日
朝道路に落ちていたそうです。
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上空を旋回するカルガモの群れ 緑川撮影
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キジバトも美しい配色を見せています。樋口撮影
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とらえた魚を飲み込むカワセミ 樋口撮影
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時々ピョーピョーピョーと鳴くアオゲラ 緑川撮影
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水中で餌をとり岸辺まで運ぶカワガラス 緑川撮影
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岸辺で餌を食べるカワガラス 餌の種類までは分かりません。
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ニュウナイスズメの大群がお米を食べています。
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ススキの穂に群れて実をついばむニュウナイスズメとスズメ
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顔が黄色味を帯びているハクセキレイのメスの幼鳥 樋口撮影
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久しぶりに観察できたカワラヒワ
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探鳥会に参加した皆さん
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