Archive for 2月, 2020

久しぶりにまとまった雪

木曜日, 2月 6th, 2020

キョロロ付近の今朝7時ころの気象状況

天気 雪 気温 -5℃ 降雪深 53㎝ 積雪深 76㎝ 風強し

久しぶりにまとまった降雪があり、やっと松之山らしくなってきました。

今冬一番の降雪深、積雪深、最低気温を更新しました。

松之山支所午前9時の降雪深は54㎝で、積雪深は85㎝です。

キョロロ付近の積雪柱

今朝のキョロロ

今朝の気温は-5℃でした。大きなつららができていました。

松之山中心付近も久しぶりのまとまった雪となりました。

上空にはノスリの姿も見られました。

雪は長続きしないようですが、もう少し欲しいところです。

オジロワシ出現

水曜日, 2月 5th, 2020

キョロロ付近の今朝7時ころの気象状況

天気 晴れ 気温 -1℃ 降雪深 0 積雪深 23㎝ 風弱し

晴れたり降ったりと天気が毎日変わっています。

晴れた後は荒れた天気になり、荒れた後には青空が広がる天気となることが繰り返されています。

今日から今冬一番の寒気が南下し、大雪になることが予報されています。

今朝は朝焼けが見えたので、この後天気が崩れ夕方には雪になると思われます。

雪国では雪は少ないほうが喜ばれるのですが、これほどの少雪になると災害といっても過言ではないでしょう。少しまとまった雪が欲しいところです。

朝焼けの雪里

ところで、市内を流れる信濃川でオジロワシを確認しましたのでお知らせします。

オジロワシはシベリヤ方面から冬季に冬鳥として日本に渡ってきて越冬します。

北海道北部及び東部で少数が繁殖していますが大部分は冬鳥として海岸、河口、湖沼などに飛来しています。

県内では主に福島潟、佐潟、海岸沿いの湖沼、信濃川水系などで定期的に確認されている鳥です。最近では県内に10数羽が越冬のために飛来しているようです。

1970年に国の天然記念物に指定されています。また環境省の絶滅危惧Ⅱ類、さらに特定動物に指定されています。

今回十日町市内の信濃川でオジロワシを確認したので紹介します。

2月2日に十日町市内を流れる信濃川左岸の木に止まるオジロワシを見つけました。近づいたら逃げられてしまいました。また翌日の2月3日に同所でマイクロバスの車窓から信濃川を上流に飛ぶオジロワシを見つけ姿を追うと、途中で翻り水面に飛び込むところを目撃しました。餌の魚を捕らえに飛び込んだものと考えられます。さらにその翌日の雪が止んだ2月4日午後信濃川に出かけたところ左岸の高い木にその雄姿を見つけることができました。

昨年12月の暮れに、市内の住民の方から信濃川にオジロワシが来ているようだとの情報がありましたので、昨年末から飛来して市内の信濃川で越冬しているものと思われます。もしかすると番で飛来している可能性があります。

高い木の枝に止まるオジロワシ 2020年2月4日撮影

右岸から川を挟んで200mも離れた左岸のオジロワシでしたので画像はよくありません。

嘴の黄色や尾羽の先端が白いところが何とか分かります。全長約69~92cm、翼開長200~245cmの大型のワシ類です。

荒れた天気の翌日で、良く晴れた信濃川でした。

2012年に撮影した信濃川のオジロワシです。

 

立春 春とは名のみ

火曜日, 2月 4th, 2020

キョロロは本日2月4日火曜日は休館日です。

キョロロ付近の今朝7時ころの気象状況

天気 雪 気温 0℃ 降雪深 11㎝ 積雪深 26㎝ 風弱し

今日は立春。寒が明け暦の上では春ですが、春とは名のみの雪が降る寒さ厳しい日となっています。

一月末には一度雪が無くなりましたが、今日は一転して雪が降る冬に戻っています。

雪が降る雪里

久しぶりの雪景色の国道

ブナの雪の華

湿り気の多い雪が電線にまとわりついています。

雪が降る中じっと餌を探すオオダイサギ

ノスリが餌を捕まえたようです。
雪面に飛び降り餌をつかんでいるノスリ

1月末の雪が消えたころの動物たち 樋口撮影

ニホンカモシカ

ホンドリス

ジョウビタキ メス

雪の消え間の地面で餌を採るツグミとアオゲラ

ツグミ

アオゲラ

今しばらく雪が降る予報ですが、長期的には気温が高く大雪にはなりそうもないキョロロ周辺です。