Archive for 4月 24th, 2022

残雪とブナの新緑の季節到来

日曜日, 4月 24th, 2022

残雪の中で芽吹いたブナの柔らかい緑が輝く季節が到来しました。
今年は残雪が多く「根開け」もはっきり。

残雪と新緑をセットで楽しむことができる春です。
雪面にはブナの芽を覆っていた芽鱗(がりん)やブナの雄花がたくさん落下しています。



野鳥のさえずりも賑やかになってきました!
美人林駐車場は除雪されております。硬く締まった雪の上を歩きながら散策をお楽しみください。

【なぜ生き物は似ている?違う?】-探求型自然体験「キョロロ生物部」①-

日曜日, 4月 24th, 2022

\生き物の似ているところ・違うところ探し/
今年度も里山の自然を探求する「キョロロ生物部」が始動しました!4月のテーマは「生物の似ているところ、違うところ探し」。水生生物を観察して、生き物の形や動きにどんな違いや同じところがあるかを予想して調べました。

STEP1の予想では、水生生物の形や動きには、どんな「似ているところ」「違うところ」があるのかを予想しました。
その後実際にため池で水生生物を採集します。
残雪が周囲に残り水温も冷たかったですが、コオイムシやミズカマキリ、複数のヤゴなど、様々な水生生物を採集することができました。

採集した水生生物を室内で観察します。
2種類の生物を選んでそれぞれ似ているところ、違うところを探していきます。
顕微鏡を使い爪の先や体の形など、細かいところも丁寧に観察しました。

最後の考察では自分なりの考えで、なぜ?に答えてみることに挑戦です。
Q.生き物にはなぜ「似ているところ」「違うところ」があると思いますか?
Q.「似ているところ」「違うところ」があると、生き物同士にどんな影響があると思いますか?
この二つの問いに、自分の観察結果を照らし合わせながら、考えてみます。

子どもたちは自分なりの答えをいろいろ発表してくれました。
キョロロ生物では、予想→調べる→考察するという科学的な思考を毎回体験し、自分なりの考えでなぜ?に答えてみることに挑戦していきます。結論はみんな違ってみんな良し◎です。

来月は5月22日(日)の開催です。次回も楽しく自然を探求しよう!

\調べるって、楽しい!/
「キョロロ生物部」は里山の生き物をテーマに、予想→調べる→考察するという科学的な思考を毎回体験し、楽しく里山の生き物を調べます。科学の考え方を楽しく学ぶ体験を通じて、子どもたちの「探究する力」の育成を目指すイベントです。結論はみんな違ってみんな良し◎です。今年度は4月からスタートし、「観察する」「数える」「比べる」などをテーマに、自分たちの手で里山の生き物を調べ、探求します。生き物が好き、調べることが好き、地域の自然をもっと知りたい子どもたちのご参加をお待ちしています。