【外来種は何が問題か?】中学生の体験学習(環境保全活動)
2025年 6月 20日at 5:01 PM kyororo @①生き物だより, ②里山だより, ③イベントだより, ④キョロロ雑記
現在キョロロでは教育利用のハイシーズンを迎えており、小中学校の総合的な学習・理科、小中高生の教育旅行、幼・保育園の体験など、キョロロをフィールドに、または園や学校周辺の環境で、里山の自然を舞台とした「体験」と「学び」を深める活動が連日展開されています。
先日は、環境保全活動に関連した授業の一環として、松代地区の中学校にうかがってきました。
教室内での座学では、「外来生物を学ぼう-外来種は何が問題か-」と題して、生物多様性・生態系サービスと関連付けながら、外来種やその問題について研究員が解説しました。
▲座学「外来生物を学ぼう-外来種は、何が問題か-」
フィールドでは松代地区内のため池にて、水生生物の採集と観察を行いました。
アメリカザリガニが定着している池では、60匹以上のザリガニを捕獲しました。
ザリガニがいる池・いない池では、生育・生息する生物にどんな違いがあったでしょうか?
▲採集した水生生物の観察
▲アメリカザリガニが生息する池でのザリガニの捕獲
実際に多様な生き物を観察しながら、松代地区の自然環境の特徴に触れることができました。
体験的な学びを通して、引き続き地域の自然の価値や課題を探究していきましょう!