味噌玉づくり+α

先日、キョロロの地炉端などで提供する大根煮や餅につける味噌を作るための味噌玉作りが行われました。
今年は体験イベントとしての開催はしませんでしたが、地元の方々から協力していただきながら作製しました。

まずは茹でた熱々の大豆を潰します。
ハンドルを回すと、ひき肉のような挽かれた大豆がにゅるにゅるとどんどん出てきます。
昔は時期になるとどの家庭でも味噌作りが行われていたそうで、皆さん慣れた手つきでどんどん作業が進んでいきました。


その後、重さを測りながら味噌玉を作っていきます。
叩きつけながら、出来るだけ空気を抜きます。


出来上がった味噌玉です。


味噌玉はワラで縛りつるして乾燥させます。
乾燥させながら熟成し、その後包丁で細かく切り刻み、塩と米こうじをまぜ仕込みます。
なので、食べることができるのは来年以降!楽しみです!
昨年の味噌玉作りと仕込みの様子はこちらです。→(味噌玉作り仕込み
キョロロの地炉につるされたこの味噌玉を、懐かしい~と見ていかれる来館者の方も多く、地炉周辺の名物となりつつあります。

そして、ワラと大豆があるということは、納豆ができるかも!・・・ということで、作り方を教わりながら納豆作りにも挑戦してみました。

茹でた熱い大豆をワラで作った容器の中に入れ、乾燥させないようにして約40℃に保つこと数日。
糸を引き、表面がしわしわになった納豆らしいものが出来上がりました。
ツンと鼻をつく匂いが軽くするものの、この匂いは手作り納豆特有?のようです。
お味の方はというと・・・既製の納豆に慣れている私にとっては、味も香りも「ワイルドな納豆」という感じでした。

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撮影日:2012年12月13日

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