8月の花ごよみ調査の報告

ご報告が遅くなってしまいましたが、8月16日(土)に定例の8月の花ごよみ調査を開催しました。
今回はイベント中も雨が降っていましたが、夏の花、秋の気配を感じさせる花なども観察しながら、里山を歩きました。
観察できた植物をいくつかご紹介します。

まずはウドです。
この時期には背丈を超える大きさにもなり、春の姿とは一変。
夏の姿を知らない方は一様にして驚かれます。花は小さく可憐です。

ミズオオバコです。
ため池の中から、ひょっこり花が顔を出していました。

ため池の中には、ウキクサやサンショウモが繁茂して水面が見えないところもありました。

クロバナノヒキオコシの花が咲き始めていました。
葉っぱは…とても苦いです!

沢にはセリが咲いていました。

まるで星のような形のシロバナカモメヅルの花です。
よく見ると小さな昆虫も集まってきています。

こちらはゲンノショウコの花です。
生薬のひとつで胃腸に効くといわれています。

オトコエシです。晩夏~秋に咲く花で、この花をみると秋が近づいているんだなぁと感じます。

こちらはオオハンゴンソウ。
特定指定外来種にも指定されている植物で、松之山でも年々増えている植物です。

タケニグサの種子です。
先月は花でしたが、今回の花ごよみでは種子をつけていました。

小さなヤマナシの実が落ちていました。
来月、再来月の花ごよみ調査が楽しみです。

今回は約60種の開花した植物を観察することができました。
植物以外にも、サワガニやアカハライモリにも遭遇!植物以外にも楽しみながら散策できるのが、キョロロの花ごよみ調査です。
次回は9月20日(土)13:30から開催します。皆様のご参加をお待ちしております!

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撮影日:2014年8月16日

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