若木迎え、どんど焼き、花餅飾りを開催しました。

キョロロ付近の今朝7時ころの気象状況
天気小雪 気温-3℃ 降雪量8㎝ 積雪深36㎝ 風弱し

小正月の伝統行事イベント「若木迎え、どんど焼き、花餅飾り」を開催しました。
 

若木迎え

若木迎えとは、この地方に伝わる神事です。その年の山に入る最初の日であり、山に入り恵方に向け祭壇を作り、一年間の山仕事の安全や健康を祈願します。お祈りをした後、手の届く若木を切り持ち帰り、どんどや囲炉裏にくべます。(くべるとは燃やすことです。)その煙にあたると若返ると言われている伝統行事です。

若木迎えに出かける参加者

その年の恵方(今年は南南東微南)に向け祭壇を作ります。

はじめに地域の古老により祈願を致します。

どんど焼き

若木迎えから帰った参加者によりどんど焼きが行われました。

よい天気に恵まれたキョロロ駐車場で燃え上がるどんどです。

振る舞われた甘酒を飲みながら煙に当たり若返りを祈ります。

どんどの火で炙った身欠きニシンを戴き、健康を祈ります。

花餅飾り作り

どんど焼きが終了しますと、キョロロ館内に入り小正月の神棚、えびす様、大黒様などに五穀豊穣を祈願する花餅飾りを作りました。


地域に
より異なるどんど焼き(斉の神)(1月11日)

キョロロの隣の地域では、どんど焼き会場に衣装を整えた天狗様がホラ貝の音と共に登場します。会場の入り口のしめ縄を、脇差しで一刀両断して入場します。

どんどの前で年男年女が天狗様からお祓いを受けます。

こどもたちの手でどんどに点火します。

どんどに炎が勢いよく舞い上がりました。

どんどの火でイカを焼いて食べ、無病息災などを祈ります。

はじめは小雪が散らついていましたが、どんど焼きが終了するころにはすっかり青空になり、西に傾いた太陽が雪里を輝かせていました。今年一年が皆さんにとってよい年になるような地域行事でした。

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撮影日:2016年1月10日

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