里山の草木染体験

紅葉が真っ盛りの中、「里山の草木染体験」を開催しました。
今回は、タニウツギの生葉とブナの落葉を使って、木綿を染めてみました。
その様子をご紹介いたします。

まずはタニウツギの葉を千切って網袋に詰め、それを鍋で煮込み、染液を作ります。
もう一つの鍋では、ブナの落葉の染液を用意しました。

出来上がったタニウツギの染液!サツマイモのような香りがします!

次に染色に使う木綿布に模様をつけるために、ビー玉や割り箸を使って布をくくりました。

染液の入った鍋にくくった布を入れて、煮込みます。
こちらはタニウツギの染液で染色中の鍋。どんどん染液が布に染み込んでいっています。

こちらはブナの落葉で染色中のもの。桜餅のような甘い香りが漂っています。

煮込んだ布は一旦取り出して、ミョウバン溶液にしばらく浸します。
浸した後、鍋に布を戻して、再び煮込みます。
その後、鍋から布を取り出し、水洗いします。

最後に割り箸やビー玉を外して、完成!
こちらはタニウツギで染めたもの。模様も色もすごくきれい♪

赤っぽい方はブナの落葉で染めたものです。
みんなとてもきれいです。

同じ植物でも種類によって染まる色がこんなに違うんですね。

里山には他にも様々な植物が生育しており、色々な色が秘められていると思います。
「里山の草木染体験」を通じて、里山の色を皆様と探していきたいと思います。

次回の開催は2月18日(土)です。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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