子ども探鳥会の報告

 キョロロの市民協働調査の一つであります子ども野鳥の会の探鳥会が、10月21日(土)午前8時から9時30分まで、まつのやま学園から巳の下線にかけて行われました。台風21号接近前のどんよりと曇った一日となり、野鳥の動きは低調でありました。

参加者:児童4名、大人5名

確認できた野鳥
キジバト、アオバト、アオゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ニュウナイスズメ、スズメ、セグロセキレイ、ホオジロ 12種

野鳥を観察する参加者

いつもの電柱に止まるハシボソガラス

秋に大きな群れを作るニュウナイスズメ 今日は100羽ほどの群れを作り、ススキの草むらで群れていました。

ニュウナイスズメのオス

スズメ

秋の野の草花や実はいろいろ観察できました。

秋の草花と実

セイヨウタンポポ

ヤマノイモのムカゴ

ヤマブドウ おいしかったです。

タラの実 この実を使ってジャムや果実酒を作って楽しめるようです。ためしに食べてみましたら甘くおいしかったです。少し苦味が残る感じもありました。メジロなどの小鳥の好物のようです.

昆虫も盛んに活動していました。

コガタスズメバチ 背中の黒い部分に黄色などの模様が全くないところがほかのスズメバチとの区別点です。

コガタスズメバチの背中

ウラナミシジミ

 秋になるとよく見かける蝶です。裏の薄い褐色と白の縞模様が名前の由来です。後ろ羽の先端に黒い斑点が二つあり、その間に細い尾状突起がついています。頭に似た模様を持つことで身体の方向や頭の位置について敵の目を欺いていると考えられています。また、移動性が高い蝶で、春から秋にかけて分布を北上させますが、冬には寒さのために死滅するというサイクルを繰り返しています。

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撮影日:2017年10月21日

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