キョロロのインターンシップ生 大石圭祐です!

初めまして。8月19日から「森の学校」キョロロでインターン生としてお世話になっています、国際自然環境アウトドア専門学校(妙高市)の大石圭祐といいます。私は自然ガイドの資格を取得したいと考えており、実体験でガイドの知識を学べる場所としてキョロロで経験を積ませていただいています。
実習が始まってからはカエルやイモリに生きた昆虫をピンセットで与えたり、ヘビに冷凍マウスを食べさせたりと、学校では経験できない体験をしながら様々な生物の生態について学んでいます。カエルは餌を飲み込むときに目玉で押し込むなんてキョロロに来て初めて知りました!他にもバッタなどの昆虫についても子ども達やご両親に解説をしています。とても楽しそうに学んでくださるので話している私自身も楽しくなりました。実習の時間は残り僅かですがまだまだ学べる事が沢山あるので、できる限り身に着けて帰りたいと思います。

キョロロの周辺には豊かな自然が溢れており、そこには沢山の生き物が住んでいます。今回はキョロロ周辺で見つかる身近な昆虫、バッタの一種について紹介させていただきます。
クルマバッタ_20190808002_19
これは「クルマバッタ」と呼ばれる昆虫で日本全国に生息している大型のバッタです。え?「トノサマバッタと何が違うんだ。」ですって? ではクルマバッタの特徴をあげていきましょう。クルマバッタはトノサマバッタと比べると頭部の後ろにある前胸背面のアーチ状の盛り上がりが強く、前翅の黒色の斑紋もより多くなっています。
クルマバッタvsトノサマバッタ

最大の特徴は、後翅を開いたときに見える黒帯とその内側の黄色の模様です。この模様が飛翔の際に黒い半円に見える事からクルマバッタと呼ばれるようになりました。
クルマバッタ後翅
今はクルマバッタが最もよく見つけられる時期です。毎週日曜日の13:00から開催されるキョロロのイベント、「里山の生き物探検」でもたくさん捕まえられます。とても美しいバッタですので是非キョロロで実物を観察してみてください!

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