雪山でのチョウの卵採集
2008年 12月 14日at 8:32 PM 研究員 大脇淳 @①生き物だより
今頃で申し訳ないのですが、11月30日に大厳寺高原へ行きました。この日はかなり寒く、キョロロの周りは雨でしたが、大厳寺高原は雪だろう、ということで、一善さんにも付いてきてもらいました。そうしたら、大厳寺高原は一善さんの予想通り?、私の予想以上に雪が降っており、こ~んな感じでした。
(写真では分かりにくいですが、雪がガンガン降っていました)
好き好んで?こんな日にこんな所へ何をしに行ったかというと、冬の展示のためにチョウの卵を採りにいったのです。寒い中、ブナやマンサクの枝をたくさん採ってきて、枝に卵があるかどうかを丹念に調べます。寒い中苦労した甲斐あって、「ウラクロシジミ」というチョウの卵が一つだけ見つかりました。
(冬芽の根元にある白い丸いやつです)
本当にむちゃくちゃ寒い中、採集に付き合ってくださった一善さん、今頃になってしまいましたが、ごめんなさい、そして本当にありがとうございます。
この苦労の結晶はキョロロの冬の企画展、「豪雪展」で展示してあります。すご~くすご~く小さいですが、ぜひチョウの卵を見にキョロロに来てください。
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撮影日:2008年11月30日