虫捕りワナづくり・山菜探しのご報告

「森の学校」キョロロではGW中の5月3日(月)に「虫捕りワナづくり」と「山菜探し」を開催しました。どちらもほぼ定員いっぱいの参加があり、盛況のまま終えることができました。

「虫捕りワナづくり」はキョロロの春の企画展と関連した新規イベント。昆虫を採集するためのワナを自作したり、実際に虫を罠にかけて採集したりします。今回のイベントではベイトトラップとして万能に使える「ノムラホイホイ」、色を使って昆虫を集める「イエローパントラップ」、飛翔する昆虫を集める「フライトインターセプタートラップ(FIT)」の3種類のトラップに着目してみました。
ノムラホイホイは2Lペットボトルを加工して作ることができます。親子で一緒になってペットボトルを切って色を塗って仕上げました。

ノムラホイホイを作っている間にイエローパントラップとFITをキョロロの森に仕掛けました。トラップを仕掛けていた時間はほんの1時間程度で気温は低めでしたが、それでもハムシ、ハチ、アブやハエの仲間を採集することができました。

「山菜探し」は毎年GWに開催しているキョロロの人気イベント。地域の山菜の達人、佐藤一善さんをお招きして里山の身近な場所に自生する様々な山菜を採集しました。
松之山の春には、灰汁が少なくて美味しい山菜が民家のすぐ近くにたくさん生えています。イベントでは山菜の見分け方や美味しい食べ方などを佐藤さんから教えていただきました。
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意外な種類の野草や木の新芽を食べることができることに参加者はみな驚いていました。
途中から雨が降ってきたため採集時間は長くありませんでしたが、それでもアサツキ、ウド、オヤマボクチ、エビラフジ、フキ等々十数種類の山菜を採ることができました。

虫捕りワナづくりは今年は8月と9月にも開催する予定になっています。今回は天候が寒かったこともありあまり採集できませんでしたが夏になればより多くの昆虫が採集できると思われますので、是非ご参加ください。

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