松之山探鳥会の報告と定例探鳥会のご案内

5月29日(土)午後7時から9時まで 野鳥集会が開催されました。

コロナ禍の為に3密を避け、今年の野鳥集会は松之山公民館(松之山自然休養村センター)で開催しました。事前の申し込みと定員30名で募集しました。参加者は14名でした。

講演に先立ち、松之山の野鳥について松之山野鳥愛護会会員から紹介がありました。

講演では、講師の曽我茂樹さんが、上越地域の鳥の種類や生態について詳しくお話しされました。

講演中の様子

5月30日(日)松之山探鳥会 午前4時30分から7時30分まで

「第65回松之山探鳥会」は、新潟県在住者に限り定員40名で募集して実施しました。参加者は34名で3コースに分かれて鳥の姿や声を堪能しました。

松之山では珍しいサギ科のアマサギが確認されたほか、絶滅危惧種のチゴモズ、サシバなど、確認種の合計は過去最多記録と同じ49種でした。

主任講師の曽我茂樹さん(上越鳥の会)は「49種もの鳥が出てくる探鳥会は少ない。まして、アカショウビンやノジコが出てくるのは松之山ならではと言える。数だけではなく、多くの種類が均等に出て、松之山の環境は多様度が高い」とお話くださいました。

アカショウビンを観察できたコースもあり、充実した探鳥会となりました。

出現種 49種
ヤマドリ、オシドリ、カルガモ、キジバト、アオバト、アマサギ、アオサギ、ホトトギス、ツツドリ、カッコウ、トビ、サシバ、アカショウビン、カワセミ、ヤマセミ、コゲラ、オオアカゲラ、アカゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、チゴモズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、エナガ、メジロ、オオヨシキリ、ゴジュウカラ、キバシリ、ムクドリ、カワガラス、クロツグミ、コサメビタキ、キビタキ、ニュウナイスズメ、スズメ、キセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、ノジコ 

観察された鳥たち

アカショウビン

ノジコ

オオアカゲラ

サシバ

セグロセキレイの幼鳥

開会式の様子

探鳥会の様子

次に、6月の定例観察会のご案内です。

日時   6月26日(土) 午前4時30分より
集合地 「森の学校」キョロロ駐車場
日程   午前4時30分 〜  探鳥会
 探鳥会に続いて、鳥合わせ・情報交換 7時30分終了予定
 小雨は決行します。
参加者 新潟県内在住者に限り定員20名です。参加を希望される方は「森の学校」キョロロにお申し込みください。

Comments are closed.