第66回 松之山探鳥会、野鳥集会の報告

十日町地域振興局、十日町市(「森の学校」キョロロ)、松之山野鳥愛護会主催、共催

〇野鳥集会 参加者15名

松之山大探鳥会前夜の野鳥集会が5月28日(土)午後7時から9時まで松之山自然休養村センター(松之山公民館)で開催した。

村山暁松之山野鳥愛護会会長、江口卓馬十日町地域振興局健康福祉部主事の挨拶に続き、高橋明松之山支所長のメッセージ代読で開会した。

はじめに、「雪里松之山の野鳥」と題して村山暁会長が画像を使って紹介した。次に、村山祐一副会長が、「絶滅危惧種ブッポウソウ保護活動 巣箱「K」2021年の利用状況」と題してブッポウソウの巣箱内の子育てを紹介した。

続いて、講師としてお出でいただいた曽我茂樹上越鳥の会広報担当者から、「雪国・上越の鳥」と題して講演をいただいた。多雪地にみる野鳥の特徴について雪国現象と称してクロジ、ノジコ、ニュウナイスズメを例に講演された。

高橋良一司会者からの言葉で野鳥集会を閉会した。

 

〇第66回松之山大探鳥会 参加者 61名

2022年(令和4年)5月29日 午前4時30分~7時30分

午前4時30分キョロロ駐車場に集合し、開会式終了後、高畑コース、越道川コース、須山コースに分かれ探鳥に出発した。

曽我茂樹主任講師には高畑コースを担当していただいた。

好天に恵まれ、夏鳥をはじめとした美しい囀りや姿を堪能した。松之山の鳥アカショウビンの声は終始聞こえていた。参加者の一人は枝に止まっているアカショウビンの姿を捉えていた。

絶滅危惧種のブッポウソウも観察でき、珍しい求愛ダンスを見ることができた。松之山らしい探鳥会となった。

普段確認できているオオヨシキリの確認ができなかった。

夏鳥で里山を代表するサシバが梢にしっかり姿を見せてくれた。

多雪地を特徴づけているノジコも確認できた。

クロツグミ、キビタキ、オオルリの声が終始こだましていた探鳥会であった。

全国各地からお出でいただき探鳥会を楽しんでいただいた皆さんありがとうございました。

出現種 44種 

オシドリ、カルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ホトトギス、ツツドリ、カッコウ、トビ、サシバ、アカショウビン、ブッポウソウ、コゲラ、オオアカゲラ、アカゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、エナガ、オオムシクイ、メジロ、ゴジュウカラ、カワガラス、クロツグミ、コサメビタキ、キビタキ、オオルリ、ニュウナイスズメ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、ノジコ

〇野鳥集会の様子

会長挨拶

十日町地域振興局健康福祉部挨拶

講演する曽我茂樹氏

雪国現象と題した講演

野鳥集会の様子

〇第66回松之山大探鳥会の様子

「森の学校」キョロロ駐車場における開会式 午前4時30分

探鳥中の様子 高畑コース 美人林内

探鳥の様子

探鳥の様子

鳥合わせと閉会式

閉会式における講師講評

探鳥会で撮影された野鳥

サシバ

サンショウクイ

キリの花とハシボソガラス

日の出ころの梢に止まるキビタキ

オオルリ

さえずるノジコ

求愛中のブッポウソウ

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