【緑に包まれた里山】6月のブナの森のようちえん

6月の「ブナの森のようちえん」を6/4(土)に開催しました。
緑が深まり始め、色とりどりの初夏の花も見れれるようになってきました。
はじめの会では「黄色いもの探し」からスタート。ニガナやコナスビの花や、スイバの葉、マイマイガの幼虫、ヒトリガの幼虫が集まりました。
ヒトリガ・マイマイガの幼虫は触ってみたり、顔や足を観察してみました(ニャッキにそっくりです)。


水辺ではたくさんの生き物たちを観察できる季節になってきました。
網を使ってガサガサ。オタマジャクシ、メダカ、カエル(ツチガエル・トノサマガエル)、アカハライモリ、クロサンショウウオの幼生、ヒル、コオイムシ、ヤゴなどを採集し観察しました。



散策路にはタニウツギなど初夏の花々が咲いており、花にはたくさんの虫が集まっています。
道すがらチョウやガ、トンボなどを虫網で採集したり、ウグイスやキビタキなど初夏の野鳥のさえずりも楽しむことができました。
ちょうど近くの枝にヒヨドリもとまり(下の写真)、近くで観察することもできました。
道脇のススキやヨシで草笛を作って奏でてみたり、クロモジの香りを楽しんだりもしました。

最後は森の入り口のところを拠点に自由時間。
お絵描きや若葉のステンドグラスづくりなど、初夏の気持ちの良い風と日差しの中、楽しむことができました。


次回は7/2(土)、年に一度の「泥あそび」になります!

<ブナの森のようちえん2022>
【開催日】2022年4月9日(土)、5月7日(土)、6月4日(土)、7月2日(土)、8月6日(土)、9月3日(土)、10月1日(土)、11月5日(土)、12月3日(土)、2023年2月4日(土)※7月はビオトープでの泥あそびが中心
【時間】10:00~12:00
【対象】未就学児とそのご家族(館内におむつ替えスペースあり)
【定員】15組のご家族
【参加費】1組1,000円(キョロロ入館料込み)
【会場】美人林またはキョロロ周辺(集合場所:キョロロ)
【服装について】
野外で活動できる服装や装備でお越しください(長ズボン、帽子、水筒、虫よけ対策、防寒対策など)。7月の回は全身が泥で汚れても良い服装と着替えをご用意ください。
【雨天時について】
雨天時は長靴や雨具をご用意ください。強い雨の場合は屋内中心のプログラムとなります。
【お申込み】電話やメールにて参加人数や連絡先をお知らせください。
【ご入館時・イベント参加時のお願い】
新型コロナウイルス感染症対策のため、ご来館の際は咳エチケットやマスクの着用、入口にて手指消毒を行っていただきますようお願い申し上げます。また、イベント前にご体調の確認をさせていただきます。予めご了承ください。

幼児期に五感を使ってのびのびと自然と触れ合うことは、子どもたちの心と体の発達にとても大切だと言われています。「ブナの森のようちえん」は、松之山の里山を舞台に五感を使って里山の自然に遊びながら触れ合います。子どもたちの疑問や気づきを引き出し、応じながら、親子での自然体験の一歩を応援するプログラムです。

Comments are closed.