Archive for 6月 15th, 2008

ウスモンオトシブミ

日曜日, 6月 15th, 2008

ウスモンオトシブミが、キブシの葉を巻いて揺籃をつくっていました。少し分かりづらいですが、一生懸命に葉を巻いているメスの上に、オスが乗っています。オトシブミが葉を巻いている時によく見られる光景ですが、どうやらオスは、メスを他のライバルのオスに取られないようにしているようです。葉を巻くメスの上で、オス同士がけんかをすることもあります。

出来上がった揺籃は、切り落とされてこのように地面の上に転がっています。ただおもしろいことに、ウスモンオトシブミは切り落とさず吊り下げるタイプの揺籃も作ることがあります。どうして揺籃を吊り下げたり、切り落としたりするのでしょう?まだまだ生き物の世界には謎がいっぱいです。

ドロハマキチョッキリ

日曜日, 6月 15th, 2008

ドロハマキチョッキリがイタドリの葉で葉巻を作っていました。チョッキリはオトシブミに近い仲間ですが、オトシブミのように複雑に折りたたまれた葉巻(ゆりかご)を作りません。写真の種類は、茎を傷つけて、しおれた複数の葉をはりあわせた葉巻を作ります。中に産卵をする点はオトシブミと同じです。

こちらがドロハマキチョッキリのメス成虫です。緑色に光るとてもきれいな虫です。

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撮影日:2008年6月15日