5月初旬のキョロロの森
土曜日, 5月 8th, 2010キョロロ周辺ではブナの開葉もほぼ一段落。
若葉のライトグリーンがとっても綺麗な時期になってきました!
ブナは他の種類の木よりも開葉が早いので、今の時期山を見るとブナ林の範囲がくっきりとわかります。
ブナ林の中を歩いてみると、ところどころにこんなのが落っこちていました。
これはオトシブミという昆虫が葉っぱで作った赤ちゃんのゆりかご。
中には卵が産みつけられていて、この中で幼虫・さなぎの時期を過ごすようです。
深沢研究員の研究成果によると、これはヒゲナガオトシブミのものだと思われます。
ユキツバキも咲いていました。
よーく見ると、小さな虫がたくさんついていました。
花は越後の~♪花は越後の~雪椿♪と、演歌で歌われているように、新潟県のブナ林に特徴的な植物の一つです。
ため池では、クロサンショウウオの卵塊とそれを見守るクロサンショウウオの成体(オス?)がいました。
産卵時期にオスは水中でメスを気長にずっと待っているそうです。
ポカポカと暖かく、キョロロの森散策はとても気持ちが良いです♪
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撮影日:2010年5月8日