Archive for 9月, 2012

BSN新潟放送「Nスタにいがた」

火曜日, 9月 25th, 2012

先日9月14日、BSN新潟放送さんからも、今年はブナの種子の凶作年であるということと、そのような年は里へのクマの出没リスクが高いということについて、キョロロの森などで取材を受けました。

実際にキョロロの森のブナ林を歩きながら、今年のブナの木には全く種子が実っていないことを観察したり、シードトラップという捕獲網で種子の量を調べる調査風景などを紹介しました。
写真は大豊作年だった昨年のブナの種子と殻斗です。

今日の夕方18:15からの「Nスタにいがた」中のコーナーで紹介される予定です。
新潟の方はぜひご覧ください。

map_link_img地図へのリンクはこちら
撮影日:2012年9月25日

2012年夏ダイジェスト

日曜日, 9月 23rd, 2012

第5回大地の芸術祭が終わってから、1週間が過ぎようとしています。
ちょっと遅くなってしまいましたが、この夏のダイジェストシーンを簡単に紹介しようと思います。

この夏は大地の芸術祭企画展「キョロロの森のなかまたち」と、「クワガタ・カブトムシ展2012」を開催しました。

5人のアーティストさんがそれぞれ巧みに表現した生き物たち。
アート作品を通じて、生き物たちの多様さや美しさを、多くの皆さんにご覧いただきました。
クイズラリーキョロロからの挑戦状もたくさんの皆さんに挑戦していただきました。


今年も大人気だった触りまくりの夢空間「クワカブルーム」。
生きたカブトムシやクワガタムシたちを目の前で観察でき、たくさんのみなさんにお楽しみいただきました。
また、お絵かきコーナーも子どもから意外に大人の方まで大人気で、キュートな絵、リアルな絵、芸術的な絵まで多くのみなさんに描いていただきました。


また里山体験プログラムも、夜の昆虫探検森や水辺での里山探検、標本作り講座、昆虫解剖講座植物しおり作り、カエルの給食当番、ブナ林調査、アリ調査、花暦調査など多くの体験イベントをご用意し、多くのみなさんにご参加いただきました。ありがとうございました。


木工コーナーも連日にぎわいました。
自分の作りたいものを、自分で材料を切り用意し、組み立てます。材料は全てキョロロ周辺の里山の木々です。
カブトムシやクワガタムシを作られる方がとても多く、中には大作もあり、夏休みの宿題として利用される方も多かったようです。


夏野菜カレーが大人気だった「さとやまキッチン」も、連日多くの皆さまにご利用いただきました。
暑い中、外で列を作って待っていただいた皆様には大変申し訳ありませんでした。
調理場&ホールのお母さんたちも、大変お疲れさまでした。


今年は多くの職場体験生、インターン生、学生ボランティアの皆さんが、非常に多くの館内業務をサポートしてくれました。
須田君大河内さん、大平君、斎藤君須貝さん佐藤君伊藤君田中さん、松代高校の皆さん、十日町高校生物部の皆さん、松之山中学校高橋君、こうすけ君ありがとうございました。
この夏は彼らがいなければ、キョロロが回らなかったと言っても過言ではありません。

長いようであっという間だった51日間が過ぎました。
最大で1日3000人以上、トータルで50000人以上もの方にご来館いただき、これまでキョロロが経験したことがないような多くの皆さまにご来館いただきました。

ご不便をおかけした点もあるかと思いますが、これからもこの地域の自然や文化の魅力を楽しく展示し体験できる博物館として、多くの皆さまから愛される施設づくりに努力していきたいと思います。


↑閉会式の様子です。
みなさんの熱い思いが詰まった、笑いあり、踊りあり、激しくもあたたかい閉会式でした。

この先のキョロロですが、火曜休館日、開館時間9:00~17:00の通常開館に戻りました。
さとやまキッチンの営業は、11/4までの土日祝日営業となりました。

現在は、10/13から始まる「雪森農里展」にむけて準備が着々と進んでおります!

map_link_img地図へのリンクはこちら
撮影日:2012年9月23日

今日の里山探検、そして大地の芸術祭・クワカブ展 最終日

月曜日, 9月 17th, 2012

今日で大地の芸術祭とクワカブ展2012が最終日となりました。
期間中は、こちらが驚いてしまうほどたくさんの方々からご来館いただきました。
まだ正確ではないですが、期間中の入館者数はキョロロ史上最多となったようです。
ご愛顧いただき本当に有難うございました。
さて今日は、キョロロのイベント「里山探検」もありました。


東京と新潟県内から来られた参加者、計5名の皆さんと探検です。
まずはキョロロ裏の草地で昆虫採集。
クルマバッタ、ショウリョウバッタ、オンブバッタ、エンマコオロギなど、たくさんの
バッタを捕まえて観察しました。「バッタの耳は後ろ足のつけ根にあるんだよ」と
話をすると、皆さんびっくり。バッタは人と異なる体のしくみを持っているんですね。


次はアカショウビンの池で水辺の生き物探しです。
様々な形のヤゴ、トノサマガエル、メダカ、マルタニシなど、たくさんの生き
物が採れました。
残暑きびしい中でしたが、赤トンボやバッタの仲間といった、秋を感じる生き物も
増えており、着実に季節が変わっていることを感じた一日でした。

map_link_img地図へのリンクはこちら
撮影日:2012年9月17日