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梅雨のきのこたち

月曜日, 7月 4th, 2016

 松之山では梅雨真っ盛りです。
「キョロロの森」では、梅雨のきのこたちが姿をみせ、胞子を飛ばしています。
美しいきのこも多く、私たちの目を楽しませてくれています。

おそらくドクベニタケ。雨で紅色が退色したようですが、それでも美しいですね。

テングタケの幼菌も顔を出しています。かっこいい。

木道の隙間からはツノマタタケ。こう見えてキクラゲの仲間だそうです。
小さいながらも、オレンジが鮮やかで、とてもかわいらしいです。

ホオノキの果実から生えているホソツクシタケ。ホオノキがあったら是非探してみてください。

アワタケの仲間。キョロロの傍に生えていました。傷をつけるとその部分が青くなります。
スポンジのような管孔と赤い足がおしゃれです。

上述のアワタケの仲間で、胞子紋をとってみました。イグチの仲間の特徴である管孔がくっきり写り、立体的にみえます。美しい。
ちなみに胞子紋は次のやり方でとりました。きのこの傘を紙の上に置き、傘をプラスチックカップでおおいます。それを一晩寝かせた後、カップと傘をとると胞子紋があらわれます。ただし、胞子が白い場合は黒い紙を使うなど工夫が必要です。

外に出るのも躊躇われる梅雨ですが、梅雨の森や草地には素敵なきのこたちがたくさんいます。ぜひ、探してみて、美しさを堪能してください。